でんきの学校メイン講師　大友さんインタビュー

“黙って見て覚えればいい”
──そんな職人の世界を変えたいと思っています

「でんきの学校」の家庭用エアコン取付講習でメイン講師を務める大友さんは、開校以来1000人近くの受講生を相手にしてきたエアコン講習のプロ。今までに取り付けたエアコンの数は数千台に及びます。そんな大友さんに、エアコン取付という仕事の魅力を聞いてみました。

──どのような経緯で「でんきの学校」で講師を務めることになったんでしょう？

この仕事を始めて10年になります。元気でんきに入社してからもエアコン取付の第一線で働いていたんですが、携帯ショップでスマホ教室の講師を務めていた経験や教え上手なところを買われて河口社長から「でんきの学校」の講師に抜擢されました。自分が仕事を覚えたときには先輩職人はろくに教えてくれず、“見て覚えろ”の世界で苦労しました。もっとエアコン取付技術を楽しく、時間を有効に使って身につけてもらえればと思っています。

──エアコン取付の仕事のやりがいってどんなところにありますか？

“稼げる仕事”だというのはやはり魅力ですよね。仕事をこなした分だけ確実に収入につなげることができます。4台、5台と取り付けたら1日に5〜6万は稼げますし、月収100万円というのは手の届かない目標ではありません。 もうひとつ、実際に現場で仕事をするようになると実感できると思うんですが、エアコン取付はお客さまから“感謝される仕事”なんです。暑さや寒さでお困りだったお客さまのもとへ駆けつけてエアコンを取り付けると、「助かりました。これでラクに過ごせます！」って。心からの「ありがとう」を言ってもらえる仕事ってそうはないですよね。

──エアコン取付講習の様子を教えてもらえますか？

電気工事の世界はまったく未経験という方から道具の扱いには慣れている方まで色々な人に受講してもらっていますが、2日間のカリキュラムで基本技術を身につけて、エアコン取付の「標準工事」ができるレベルになるように講習を行っています。まったく初めての方でもテキストでエアコンの基礎を学んで、道具を多少扱えるようになると、“頑張ればこの仕事でやっていける”と感じてくれるようで。実際に講習の現場でエアコンの取付作業を行うので、“これならできる”と手応えを感じて帰ってもらっています。“月に100万円稼げる仕事”だと伝えると一気にスイッチが入って目の色が変わってくるのも、教えていて楽しいですね。

──講習で大友さんが特に意識していることはありますか？

技術レベルは違っていても、作業の丁寧さや身体に負担のかからない姿勢の取り方など、皆さん一人ひとりに持ち味があります。そうした個性に注目して、特長を伸ばしていけるようにというのは意識しています。道具を使ってエアコンを扱う楽しさを感じながら仕事をしていって欲しいですね。

──最後に受講を考えている方へのメッセージをお願いします。

エアコン取付は世の中になくてはならない仕事です。よく“何年後になくなる仕事”という話題を目にしますが、AIに取って代わられるものではありません。絶対になくなることのない仕事ですし、技術を身につければ一生稼いでいける仕事でもあります。“黙って見て覚えればいい”といった職人の世界を変えたいと思って一人ひとりの受講生と向き合っています。ぜひ「でんきの学校」の門を叩いてください。

埼玉の家庭用エアコン講習

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