エアコン取り付け工事の仕事が大変な5つの理由

みなさんこんにちは!

でんきの学校、YouTube担当の伊藤です。

今回は「エアコン取り付け工事の仕事が大変な5つの理由」について詳しく解説させていただきます。

 

エアコン取り付け工事の仕事に興味を持たれた方の中には、

噂に聞くと忙しい時期は休みが無いんだよね・・・
エアコンって結構重そうだし、体力的に大丈夫かな・・・
エアコンを取り付けた後クレームが来たらどうしよう・・・

 

このような不安を抱えている方がいらっしゃるかと思います。

エアコン取り付け工事は繁忙期の場合、ものすごく忙しいのは確かですし、案件数によっては体力的にもキツイことも・・・

また、元請け先やお客様からクレームを受けることも実際に起きます・・・

私としても、エアコン取り付け工事に対してのマイナスイメージを植え付けるようなことはしたくありません。

ですが、本気でエアコン取り付け工事を学びたいと考えている方に対して、エアコン業界で起きている真実を知っていただく事が大切だと私は考えています。

なぜなら、エアコン取り付け工事の大変さを事前に理解していただくことで、将来の事を真剣に考え行動する際の心構えができると思ったからです。

会社が急に倒産しても食いっぱぐれ無い状態にしておきたい!
手に職をつけ望むだけの収入を稼ぎたい!
どんなに大変でも大切な家族を養っていきたい!

このように、将来の事を真剣に考えている方は続きをご覧ください。

エアコン取り付け工事が大変な5つの理由

エアコン取り付け工事が大変な理由はこちらの5つです。

  1. 工事単価
  2. 繁忙期の休日数
  3. 体力勝負
  4. 体調管理
  5. クレーム

これらの項目は実際に私が経験したことや、エアコン取り付け業界で働いている方の意見を元に作成しております。

エアコン取り付けの大変さを知る際、将来的には必ず役に立つ情報だと思うので引き続きご覧ください。

 

①工事単価

エアコン取り付け工事が大変な理由の1つ目はアコン取り付け工事の単価」です。

元請け先によっては工事単価が異なりますが、単価が安い元請け先から仕事を受注するとなると、1日に多くの件数をこなさなければまともな収入を得ることはできません。

とはいえ、仕事をもらえなければ収入を得ることができないので、利益の少ない案件を我慢してこなさなければならない状況に陥るなんてこともあります。

また、配管部材等の材料費が業者持ちのケースが多く、利益を圧迫してしまうのが現状です。

このような状況を変えたい場合、元請け先に工事単価を上げてもらえるように交渉するか、元請け先を変えるという手があります。

ただ、自分の気に入らない工事単価だからと言って何度も元請け先を変えていると、いつか仕事をもらえない状態に陥ってしまう可能性があります。

別の方法としては、自らホームページを作成しお客様から直接エアコン取り付け工事を受注するという手があります。

直接お客様と取引することで元請け先から抜かれるマージンが無くなるので、その分収入が増えるという訳です。ただし、個人で安定した案件を受注しようと考えた場合、上手くいけばいいのですが実際には非常に難しいのが現状です・・・。

SEO等のWEBマーケティングに詳しい方であれば、チャレンジしてみると良いと思います。

というわけで、いくら工事単価が低くても自ら集客出来ない場合、元請け先によっては利益の残らないような仕事ばかり請け負う可能性があるという事を覚えておいて下さい。

 

②繁忙期間の休日数

エアコン取り付け工事が大変な理由の2つ目は「繁忙期間の休日数」です。

エアコン取り付け工事は、5月上旬から増え始め7月~8月の間でピークを迎えます。残暑が続く年であれば9月上旬まで忙しい場合もあります。

正直な話、エアコン取り付け工事の繁忙期(7月~8月)には、本業の方の場合ほとんど休日がとれないといっても過言ではありません。

それだけ繁忙期にエアコン取り付け工事が集中しているということですね。

例えば、お子様がいらっしゃる方の場合、夏休みに子供と遊びに出掛けるということは結構難しいと思います。もちろん、仕事量をセーブすれば休日をとることができるので家族サービスをすることは可能です。

ただし、繁忙期に休日を取るという事はその分収入が少なくなります。なので、繁忙期に1年分の収入を得たいとお考えの方は、ほとんど休日を取らないのが現実です。

ただ、繁忙期に頑張った分、冬場はゆっくりと休むことができるので、趣味や家族サービスに時間を使うことができます。

また、エアコン取り付け工事を本業ではなく副業として考えている方にとっては、体力的に辛いかもしれませんが、かなりの臨時収入になると思います。

それに、もし今現在働いている会社が倒産してしまったとしても、エアコン取り付け工事のスキルが身に付いているので、食いっぱぐれることはありません。

以上を踏まえ、望むだけの収入を得たい場合はあまり休みが取れず、私生活を充実させたい場合は収入がが減ってしまうと覚えていおいて下さい。

 

③体力勝負

エアコン取り付け工事が大変な理由の3つ目は「体力勝負」です。

先程もお伝えした通り、エアコン取り付け工事の繁忙期には、ほとんど休みが無く毎日稼働するといった状態になります。つまり、毎日体を動かすので体力勝負になるという訳です。

ちなみにですが、一番体力を消耗するのは室外機の運搬です。

お客様先へ室外機を運ぶ際、台車を使用できる環境であればある程度体力を温存出来ますが、台車を使用できない場合手運びになるのでかなり体力を消耗します。

例えば、エレベーターの無いマンション等ですね。また、室外機の重さによっても体力の消耗が激しくなります。

ちなみにですが、ベテランの方だと1日に5~7件程エアコン取り付け工事をこなし、月収100~200万円稼ぐ業者さんもいらっしゃいます。ただ、1日に数多くの件数をこなすという事は、その分体力を消耗するということになります。

あまりにも忙しいので、お昼ご飯を食べる時間がとれないということは結構あります。ただ、食事をとらないと体がもたないので、しっかりと栄養のある物を食べるようにしましょう。

以上を踏まえ、エアコン取り付け工事するには「体力勝負」になるという訳です。

④体調管理

エアコン取り付け工事が大変な理由の4つ目は「体調管理」です。

先程もお伝えしましたが、エアコン取り付け工事には室外機などの重い物を運搬するという力仕事があります。

毎日何台も重い室外機を運んでいると、腰を痛めてしまうこともあります。
室外機の持ち方に気を付け、ゆっくりと運べば腰痛になる可能性を減らすことができるかもしれませんが、1日に何台も荷運びをしていると腰にダメージを受けてしまう可能性があります。

対策としてはコルセットを巻いたり無理な体勢で物を運ばないように注意していれば、腰痛を予防することができるかもしれません。

また、エアコン取り付け工事をしている間は、常に体を動かしているので運動不足になることはまずないですね。社会的な問題となっているメタボにもなりにくいというメリットがあります。お金を稼ぎながらトレーニング(ダイエット)していると考えると良いかもしれません。

腰痛以外に注意しなければならないのが熱中症です。

エアコン取り付け工事がいくら忙しいとはいえ、夏場に水分補給をせずに作業をしていると熱中症にかかってしまう恐れがあります。

エアコン取り付け工事中に倒れてしまう恐れがあるので、しっかりと水分補給をする必要があります。水分補給以外にも塩分とカリウムを補給できる食べ物や飲み物を摂取すると、熱中症を予防することができます。

以上を踏まえ、エアコン取り付け工事をする際には、体調管理に細心の注意を払わなければならないということを覚えておいてください。

 

⑤お客様からのクレーム

エアコン取り付け工事が大変な理由の5つ目は「お客様からのクレーム」です。

いくら忙しいからといっても数日後にエアコンの冷房が効かなかったり、室内機が壁から落ちてきてしまっては元も子もありません。

クレームに割く時間すべてが損失になってしまうので、慣れない内は一件一件慎重にエアコンを取り付けていく事をおすすめします。

また、施工不良のクレームの他にも接客面でのクレームに注意する必要があります。

例えば、作業時に出る汗やニオイですね。

夏場の繁忙期にエアコン取り付け工事をすると、必ず大量の汗をかきます。

もしあなたの家のエアコンを取り替えることになった場合、業者の方の汗が床やカーペットにポタポタ落ちたらどう思いますか?

業者の方が汗臭い服のまま家の中に入ってきて、作業を始められたらどう思いますか?

もちろん、頑張ってエアコンを取り付けてくれていることは理解できます。実際に私も一所懸命エアコン取り付け工事をした経験があるので痛いほど分かります。

ですが、お客様の立場としては決して良い気分にはならないですよね?

大量の汗をかいてしまった場合、しっかりとタオルで汗を拭い床に汗が落ちないように努力する。

服が汗臭くなってしまったら、お客様の家に入る前に服を着替え、制汗剤を付けるなど対策をしなければなりません。

ちなみにですが、お客様が見ているのは、エアコンを取付ける作業スピードや見栄えの良さではありません。

  • 時間厳守できているか?
  • 身だしなみは整っているか?
  • 感じの良い接客ができているか?
  • 室内機や室外機に汚れが付いていないか?
  • 施工後にしっかりと清掃しているか?

 

これらのポイントを押さえることで、お客様に満足していただけるという訳です。

お客様に満足していただくポイントを押さえず「今回はめっちゃ早くエアコンをとりつけることができたぜぇ!」と喜んでいては、将来仕事を受注することができなくなると思います。

以上のことから、エアコン取り付け工事は「接客業」だと覚えておいて下さい。

もし、例に挙げたような事をしてしまうと、お客様や元請け業者からの信用を無くしてしまい、仕事をもらえなくなってしまうことが考えられるので注意しましょう。

 

まとめ

ここまで「エアコン取り付け工事の仕事が大変な5つの理由」を解説させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

  1. 工事単価
  2. 繁忙期の休日数
  3. エアコン取り付け工事は体力勝負
  4. 体調管理
  5. お客様からのクレーム

エアコン取り付け工事をおすすめしている私としては、エアコン取り付け工事の大変なことばかり解説していて心苦しくなりました・・・。

本当ならエアコン取り付け工事の素晴らしい所ばかり紹介した方が、より多くの方にエアコン取り付け工事の素晴らしさをお伝え出来たかと思います。

ですが、エアコン取り付け工事が大変という真実を隠したまま、エアコン取り付け工事をおすすめしてしまうのは違うと思いました。

今回お伝えさせていただいた内容を理解していただき、それでもエアコン取り付け工事を学んでみたいと思った方にご提案があります。

それは、でんきの学校が主催している「家庭用エアコン取付講習」に参加するという方法です。

「家庭用エアコン取付講習」では、基本的なエアコン取り付け工事を2日間で学ぶことができる上に、自ら仕事の獲得する方法を包み隠さずお伝えしています。

知識や経験の無い初心者の方でも、エアコン取り付け工事に精通した講師が丁寧に分かりやすく指導しているので、安心して学ぶことができる環境となっています。

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