ちょっと相談しても良いですか?
何かあったの?
でも、弟君の気持ちはよく分かるわ。
弟君の中でダブルワークに何を望んでいるのかもあるから、すぐに決め切れることでもないってことよ。
また先生に頼るのは気が引けるんですが、弟におすすめのダブルワークはありますでしょうか?
じゃあ、直接弟君にヒアリングをしながらどのダブルワークが向いているのか調べてあげるわ。
何から何までありがとうございます!
ダブルワークする際に押さえておくべき3つのポイント
所得税や確定申告について、色々と教えてもらいありがとうございました!
今回はダブルワークする際に色々と悩んでいるみたいね。
自分に合ったダブルワーク先が見つからなくて困っていまして・・・。
それじゃあ、まず最初にダブルワークで押さえておくべき3つのポイントを理解した上で、まさたか君に合いそうなダブルワークの職種を紹介していくわね。
ポイント① 本業への支障
本業への支障を選択した理由は、事前に疲労蓄積やスケジュール管理不足による支障を影響を把握しておく為です。
疲労蓄積による支障
スケジュール管理不足による支障
疲労蓄積による本業への支障
本業以外の時間でダブルワークをするということは、身体的にも精神的にも負担がかかる可能性が高いです。
学生時代は野球部だったので体力には自信があります!
体力には自信があるってことね。
とはいえ、本業の仕事後に長時間働いているとしたら、いくら体力があると言っても疲労は蓄積されます。
職種によっては、腕や肩、ひざなどの関節を酷使することで、腰痛や関節痛などを発症し本業に支障が出てしまう可能性があります。
本業の仕事が事務作業の場合であれば、身体を動かすことができるのでリフレッシュすることができるかもしれませんが、ペース配分を乱してしまうと大変なことになってしまうなんてことも。
いくら体力に自信があるとはいえ、働き過ぎると本業に支障が出る恐れがあるということですね・・・。
また、ダブルワークをする際に気を付けておきたいのは、本業に関する業務上の秘密事項や専門技術を漏洩してしまうと、本業の会社に損失を与えてしまうなんてことも考えられます。
もし、本業の会社がダブルワークを禁止していなくても守秘義務を守れないようであれば、始末書や懲戒処分を受ける場合があるので注意しましょう。
スケジュール管理不足による本業への支障
先程説明した疲労の蓄積と関係性が強い「スケジュール管理」に関して注意しておくことが重要です。
なぜなら、しっかりとスケジュール管理をしておかないと、本業に支障を及ぼしてしまい会社からの評価が下がってしまう可能性があるからです。
例えば、疲労が蓄積されることで体力を回復するのが間に合わず、睡眠不足に陥ることが考えられます。
すると、本業の就業時間に遅れてしまったり、様々な書類を作成するにあたり数字や文字を間違えてしまうというようなケアレスミスを引き起こしてしまうことも・・・。
お客様へのプレゼンや重要な社内会議を忘れてしまうなんてことがあると、社内での評価に影響が出てしまうわ・・・。
いくら体力に自信があると言っても、疲労の蓄積を考えペース配分をする必要があるという訳ですね。
ダブルワークがしたい気持ちは分かるけど、本業に支障がでるような仕事をダブルワーク先に選ぶべきではないわね。
以上のことから、ダブルワークをする際には、本業に支障が出ないような職種を選ぶようにしましょう。
ポイント② 満足できる収入
満足できる収入を選択した理由は、満足できる収入を得ることができないと、下記の項目を実現させることができないからです。
- 少しでも今の生活を楽にしたい
- 趣味に使えるお金を手に入れたい
- 将来の為に書金をしたい
ダブルワークをしようと考えている方は、上記のような考えをお持ちの方がいらっしゃるかと思います。
普段支払っている家賃や食費、水道光熱費や保険料、その他の出費を考えると、本業だけの収入だけでは苦しいと感じる方も・・・。
もし、ダブルワークをすることで、月収10万円程の収入があれば、かなり生活に余裕が出ることでしょう。
もちろん、今の生活に余裕がある方であれば、ダブルワークを絶対にした方が良いとは言いません。
ですが、将来的にマイホームの資金や子供の教育費、ゆとりのある老後の生活費を考えるとなると、働ける内に貯金をしておきたいと考える人も大勢いらっしゃいます。
会社員の平均生涯年収は約3億円と言われている中、8,000万円も貯金しておかないといけないという訳ですか・・・。
もちろん、貯金を8,000万円しないといけないという訳ではありません。
とはいえ、生活していく上では必ず一定の出費や予想もしていない出費が発生します。その中から、計画的に貯金をしていくことはかなり大変な事でしょう。
以上を踏まえ、本業以外にて収入を得ることで、将来的に少しでも安定した生活を送る為の準備をしておくことが重要という事です。
また、環境や条件次第になりますが、時給1,000円といった給与体系でダブルワークをするのは、疲労の蓄積やスケジュール管理を考えるとあまりおすすめできません・・・。
なぜなら、万が一本業の仕事にて長時間の残業が発生した場合、ダブルワーク先の就業時間に間に合わなくなってしまい事が考えられるからです。
それに、時間で収入が決まるので就業時間中どんなに頑張っても、あまり収入は変わらないケースがほとんど・・・。
また後で詳しく解説してあげるわね。
ポイント③ キャリアアップ
キャリアアップを選択した理由は、ダブルワーク先で特定分野の知識や経験値が蓄積することで、本業の仕事に役立てたりすることができるからです。
その他にも、本業の会社の経営が悪くなりリストラ候補に上げられた状態でも、ダブルワーク先で専門知識や実務の経験を積んでおくことで転職や起業に役立つ場合があります。
日々生きていくだけのお金を得るには、今の会社で働かなきゃいけないので・・・。
今現在、世の中に存在する中小企業の存続率は、1年で生存率40%、5年で生存率15%、10年以上存続で約6%、20年以上存続で0.3%と言われています。
職種や景気により上記の数字通りとは言いませんが、会社の存続というものは思ったよりも厳しいのが現実です。
それに、近い将来AIが発展することで、多くの人がAIによって仕事が奪われる危険性も考えられます。
- 本業への支障
- 満足できる収入
- キャリアアップ
以上を踏まえ、ここまでお伝えしてきた上記の「ダブルワークする際に押さえておくべき3つのポイント」を参考に、ダブルワーク先を選択して頂ければ幸いです。
ダブルワークをする際におすすめしない3つの職種
まさたか君の仕事内容や働く際の考え方、給料面やキャリアアップ面を考慮しているから安心して。
宜しくお願いします!
ダブルワークをする際におすすめしない3つの職種は下記の通りです。
- レジ打ち
- 飲食業
- コールセンター
①レジ打ち
レジ打ちというのは、主にコンビニやスーパーで行う業務のことです。
ちなみにですが、ダブルワーク先にコンビニやスーパーを選択した際、決められた就業時間内で働く事になります。つまり、1ヶ月間のシフトを提出した時点で、スケジュールが固定されてしまうという訳です。
例えば、本業の終業時間が17:00だとして、19:00~22:00までコンビニでダブルワークすると仮定します。また、本業の会社からコンビニまでの距離も近く、20分もあれば間に合う距離だとします。
そこで質問です。
万が一、本業で残業が発生し、ダブルワーク先の就業時間に間に合わない場合どうなるでしょうか?
だけど、コンビニ側からしたらまさたか君が19:00に来てくれる前提でシフトを組んでいるから、他のスタッフや店長に迷惑がかかるわよね?
言い訳のしようがありません・・・。
ちなみに、コンビニやスーパーのレジの時給は、地域や時間にもよりますが時給1,000円前後が相場です。仮に、一日当たり約3,000円程の収入で、週2~3日働いたとしてら月収24,000円~36,000円。
②飲食業
飲食業とは主にファミレスや居酒屋などを含む飲食店で接客業務です。
具体的には、お客様から注文を受けたり会計をしたりします。
苦し紛れの言い訳かもしれませんが。もし本業の会社にバレた場合「コミュニケーション能力の向上が本業の役に立つと考えていた」と言えば、多少はマシかもしれません。
とはいえ、コミュニケーション能力の向上だけでは、特定分野の知識や経験を得ることができないので、キャリアアップからの視点から考えるとオススメしません。
ただし、「将来飲食店を開く為に厨房で料理の腕を磨きたい!」ということであれば、ダブルワーク先の候補として入れて頂いても構いません。
③コールセンター
コールセンターの業務内容は、電話を通してお客様とやり取りをする業務です。
他にも商品やサービスの質問に対応したり、販売するなど売り込みをします。
コールセンターの業務は基本的にシフト制で、大体1日3時間以上から8時間以下で勤務時間を選択することが可能です。
長時間座りっぱなし&喋りっぱなしだから、身体が鈍りそうですね・・・。
ここまで「ダブルワークをする際におすすめしない3つの職種」をご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
本業の会社で働いている方に対して注意しておくべき点をまとめると、大きく分けて下記の通りです。
- 就業時間の固定
- キャリアアップできない業務内容
- 低収入
- 関係者に遭遇する危険性(高確率)
絶対に守らないといけないという訳ではありませんが、上記の項目をクリアしているダブルワークを選択するのをおすすめします。
ダブルワークをする際におすすめする3つの職種
続いては、ダブルワークする際におすすめする3つの職種をご紹介します。
- 就業時間の縛りが無い
- キャリアアップできる業務内容
- 高収入
- 関係者に遭遇する危険性(低確率)
上記項目の内容が含まれている職種をおすすめしています。
ダブルワークをする際におすすめしている職種は下記の通りです。
- アフィリエイト
- 動画編集
- エアコン取り付け工事
①アフィリエイト
簡単に説明するなら、インターネットを利用した広告プログラムの一種と覚えると良いわね。
スマートフォンの普及の影響もあり、アフィリエイトの市場規模は年々増加傾向で非常に将来性があります。
それに、アフィリエイトは一度記事を自分の作成したサイトに投稿することで、一つ一つの記事が資産となり積みあがっていきます。つまり、一度投稿した記事は資産となるので、ペナルティなどを受けない限り報酬が発生し続けるという訳です。
また、アフィリエイトは本業以外の時間を有効活用し、自宅にいながら進められるダブルワークです。つまり、日々アフィリエイトの勉強をし知識や経験を積み上げていく事で、本業とは別の収入の柱を築くことができるという訳です。
とはいえ、アフィリエイトで本業の収入以上を稼ぐには、SEOの知識やアフィリエイト広告の知識が必要不可欠です。また、アフィリエイトでをする上では、主にサーバー代やドメイン代がかかるという事を覚えておいてください。
他にも、本業が忙しいことから記事を作成することが出来なかったり、成果が出るまで耐えられない場合収入を得ることができないので注意が必要です。
ただし、アフィリエイトはしっかりと勉強、実践、継続すれば、頑張れば頑張るだけ収入を得ることができるでしょう。
②動画編集
詳しく教えて下さい!
動画編集とは撮影した動画データの余分な箇所をカットしたり、録音した音声を調整したり、テロップ付加等の編集作業を行うことを指します。
近年YouTubeやInstagramなどの動画や広告の需要が非常に高まっているので、安定した仕事量を確保しつつ相応の収入を得る事ができるでしょう。
3年間の間に2倍も成長する可能性がある市場なんですね・・・。
動画編集の良い所は成長していく市場規模だけではなく、ダブルワークをする際に様々な利点があります。
基本的にはパソコンで編集作業するので、本業終わりの自宅で作業することができます。
それに、動画編集を続けていく内に、動画編集スピードの向上や高度な編集技術が身に付きます。
動画編集する際にスピードやクオリティが上がるということは、後々高単価の仕事を受注できるようになるというわけです。
ちなみに、動画編集にはある程度高性能なパソコンが必要な為、先程お伝えした通り基本的には自宅で作業します。ということは、ダブルワークをしていることが会社の上司や同僚にバレないという訳です。
もちろん、高性能なノートパソコンやインターネット環境があれば自宅以外でも動画編集可能です。
- 就業時間の縛りが無い
- キャリアアップできる業務内容
- 高収入
- 関係者に遭遇する危険性(低確率)
以上を踏まえ、動画編集は上記項目すべてに該当するのでおすすめできるという訳です。
③エアコン取り付け工事
エアコン取り付け工事をダブルワークにする際、下記の恩恵を受けることができます。
- 短期間でも高収入を得ることができる
- 身体・精神共に改善することができる
- 手に職を付けることができる
エアコン取り付け工事ができるようになれば、休日の空いている時間を活かしてダブルワークをすることができます。それに、エアコン取り付け工事は慣れてくれば、1~2時間程度でエアコンを取り付けることができるようになるでしょう。
つまり、休日に2~4時間程の時間で30,000円程稼ぐことができるようになるというわけなの。
もし本業の仕事がパソコンを長時間使用するような仕事であれば、運動不足に陥ったりストレスを感じることもあるでしょう。
また、エアコン取り付け工事は一度覚えると手に職が付きますので、万が一会社が倒産してしまったりリストラされてしまったとしても食いっぱぐれることはありません。
しかも、エアコン取り付け工事はお客様にとても喜んでもらえる仕事だから、やりがいは十分あると思うわよ。
それに、人の役に立てるのであれば尚更いいですね。
まぁ実際にはかなり低い確率だし、もしそんなことが起きたら事前に担当を変えることもできるわよ。
先生、エアコン取り付け工事の魅力は理解できたんですけど、実際に取り付けられるようにする為にはどうすれば良いんですか?
今日は色々と教えてもらい、本当にありがとうございました!
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あれから、エアコン取り付けに関して色々と勉強しているみたいです。 まさたか君には、エアコン取り付け工事が似合ってそうだし、紹介した甲斐があったわね。 また何か相談したいことがあったら気軽に聞いてね。