ハウスクリーニング業に資格は必要ない!開業の注意点や単価アップの方法を解説

「ハウスクリーニングの仕事って資格がいるの?」
「独立開業したい場合に気を付けることや、売上を上げる方法はある?」

ハウスクリーニングで独立開業したい、または新たな法人事業としてハウスクリーニングを検討している方にとって、仕事に資格が必要かどうかは気になるところ。

結論から言うと、ハウスクリーニングの仕事に資格は必要ありません。しかし、資格を持っておくと役立つ場面もあるため、この記事ではハウスクリーニング業者が持っておくと有利な清掃の資格を紹介します。

合わせて開業時の注意点や、単価を上げる方法についても解説していますので、ハウスクリーニングを仕事にしたいと考えている方はぜひ最後までご覧ください。

なお「ハウスクリーニングで大成功したい」と考えている方は、こちらのページも併せてご確認ください。

 

ハウスクリーニング業者が持っておくと有利な清掃の資格

資格はハウスクリーニング業者に必須ではないものの、資格をアピールすることで技術力の証明やお客様に選んでもらうきっかけに繋がります。

掃除関連の資格は数多く存在しますが、おすすめの資格は次の4つです。

  1. ハウスクリーニング技能士(国家資格)
  2. ハウスクリーニングアドバイザー
  3. クリンネスト1級
  4. エアコンクリーニング士

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

資格①ハウスクリーニング技能士(国家資格)

ハウスクリーニング技能士は公益社団法人全国ハウスクリーニング協会が主催している業界唯一の国家資格です。試験は筆記および実技で行われ、資格を取得するためにはどちらも合格しなければなりません。

国家資格であることに加え受験には3年以上の実務経験が必要なことから、もっとも信頼度の高い資格であるといえます。

資格詳細
試験内容筆記試験・実技試験
合否基準学科試験:60%以上(加点法)
実技試験:60%以上(減点法)
受験資格3年以上の実務経験
受験料学科 8,900円/実技 29,900円

 

資格②ハウスクリーニングアドバイザー

ハウスクリーニングアドバイザーは日本生活環境支援協会(JLESA)が主催している資格。試験では掃除のプロとしての道具の扱い方、状態に応じた最適な掃除方法などの知識が問われます。

資格取得後は自宅やカルチャースクールでの講師活動や、清掃系企業への就職・転職に役立ちます。

資格詳細
試験内容筆記試験
合否基準70%以上の評価
受験資格特になし
受験料10,000円(税込)

 

資格③クリンネスト1級

ハウスキーピング協会主催のクリンネストは1級・2級と分かれていますが、「お掃除のプロフェッショナル」と名乗れるのは1級取得者のみ。ハウスクリーニング業の方がスキルを証明するなら1級の取得が必要です。

通信講座を受講した後に認定試験を受け、合格することで資格を取得できます。

資格詳細
資格取得方法講座受講後に認定試験を受ける
合否基準70%以上の評価
受験資格クリンネスト2級を保有していること
受験料レギュラーコース  33,000円(税込)
資材付コース    44,000円(税込)
※ハウスキーピング協会による講座

 

資格④エアコンクリーニング士

ハウスクリーニング業を行っているとお客様からエアコンクリーニングの相談を受けることも。日本エアコンクリーニング協会が認定するエアコンクリーニング士の資格はエアコン清掃のスキル証明に役立ちます。

検定試験を受けるにはスクールに通うか、日本エアコンクリーニング協会に入会し366日以上活動をする必要があります。

資格詳細
試験内容筆記試験・実技試験
合否基準70%以上の評価
受験資格会員として366日以上活動をしていること
受験料24,000円(税込)

 

ハウスクリーニングの資格は独学で取れる?

ハウスクリーニングの資格の多くは70%以上の評価を合否基準にしているため、難易度的にはそれほど高くなく独学でも取得できるレベルでしょう。ただし、まったくの初心者の方や、確実に合格したい方は各団体が運営するスクールに通うことをおすすめします。

また、国家資格であるハウスクリーニング技能士に関しては、3年以上の実務経験が受験資格として定められているため受験の際はご注意ください。

 

掃除のプロになるには?ハウスクリーニング業の経営形態

ここからは掃除のプロとして仕事を行うために、ハウスクリーニング業の2つの経営形態について解説します。

  1. 単独運営
  2. FC運営(フランチャイズ)

これから開業しようと考えている方はどちらの形態で開業するのかを検討する必要があります。

 

単独運営

単独運営とは、個人事業主もしくは会社として単独の店舗を運営していく方法です。

料金やサービス内容を自分で決められるなど自由度の高さがメリットですが、知名度がゼロの状態から事業を始めることになるため集客が難しい側面も。事業が軌道に乗るまではハウスクリーニングの仕事に加えてポスティングや折り込みチラシ、Web広告などの宣伝活動も地道に行っていく必要があります。

ハウスクリーニングの技術や集客力に自信がある方は単独運営での開業が向いているでしょう。

 

FC運営(フランチャイズ)

FC運営(フランチャイズ)とは、大手企業のフランチャイズ加盟店として運営を行っていく方法。

「おそうじ本舗」「ダスキン」など有名企業の看板で運営できるため、単独運営とは違い集客は比較的簡単に行えます。本部による研修や開業サポートも用意されており、独立開業未経験の方や技術面に不安がある方でも安心して開業できるのが大きなメリットです。

ただし、FC運営では本部に毎月ロイヤリティ広告分担金を支払う必要があります。ロイヤリティの比重が大きいと毎月の支払いで経営が傾く可能性もあるため、FCチェーンや出店エリアは慎重に選びましょう。

 

ハウスクリーニングビジネスを開業する際の注意点は?

ハウスクリーニングビジネスを開業する際の注意する点として、書類を漏れなく提出することが挙げられます。特に重要なのは「開業届」「青色申告承認申請書」の提出。これらがないと確定申告時に青色申告を使えないため、開業後1ヶ月以内に提出するようにしてください。

また、開業届と一緒に提出する「事業開始等申告書」の用意や、万が一のための請負業者賠償責任保険の加入も忘れずに行いましょう。

 

ハウスクリーニング業者が単価をアップさせる方法は?

お客様の自宅を清掃するハウスクリーニングの仕事ですが、毎日たくさんの依頼が入るとは限りません。そこで、一件あたりの単価をアップさせて売上を上げる方法を解説します。

  1. エアコンクリーニングでオプション料金を上乗せ
  2. 商品販売を組み合わせた提案を行う

これらをうまく組み合わせて、賢くハウスクリーニングの仕事を行いましょう。

 

エアコンクリーニングでオプション料金を上乗せ

一つはハウスクリーニングに加えてエアコンのクリーニングを提案する方法です。

エアコンクリーニングの相場は壁掛けタイプで1万円前後、お掃除機能付きだと2万円前後。もちろん作業に知識や技術は必要なものの、ハウスクリーニングの料金に加えてエアコンクリーニングの料金も上乗せできれば単価はかなり上がります。

業者によるエアコンクリーニングは2年に1度が推奨されていることもお客様への提案材料となるでしょう。前述のエアコンクリーニング士の資格を取得することもアピールにつながります。

 

商品販売を組み合わせた提案を行う

エアコンクリーニングを行う方にぜひ実践いただきたいのが商品販売を組み合わせた提案です。

エアコンクリーニングでは「古くなったエアコンを洗浄してほしい」と相談を受けることもありますが、古いエアコンは故障のリスクがあり買い替えを勧めた方がよい場面も。しかし、買い替えが決まればクリーニング作業の料金はもらえない……。

そこで、家庭用エアコンの販売と取付を自社で行うことで、ハウスクリーニングの料金にエアコン取付+販売料金を追加できます。

とはいえ、エアコンの取付には知識と技術が必要。エアコンの仕入れ方法もわからない……。そんな方はぜひ下記のページからでんきの学校の家庭用エアコン取付講習を受講してみてください。

年商1億円を目指しているハウスクリーニング業の方へ

 

ハウスクリーニング業に資格は必要ない!スキルを磨いて賢く稼ごう

ハウスクリーニングの仕事には資格は必要ありませんが、資格をアピールすることでお客様の信頼を得られる、就職・転職に有利になるなど、なにかと役立つ場面もあります。

しかし、ハウスクリーニング業者にもっとも必要なのは掃除のプロフェッショナルとしての確かなスキル。「ハウスクリーニングの仕事をしたい!」と考えているのなら、資格の勉強とともにスキルを磨きましょう。

また「専門を増やす」方向でのスキルアップも重要です。できることを増やすことで、お客様により多くの仕事を任されることにつながります。

そこでおすすめなのがでんきの学校の「家庭用エアコン取り付け講座」。

この講座により、まったくの未経験でも2日間で効率よくエアコン取り付けを仕事にできます。また充実のオリジナルテキストやポイント解説動画も配信するので、講習の後の復習もバッチリです。

ハウスクリーニング+エアコン取り付けの二つのスキルを身につけ、未来の可能性を広げましょう。