引っ越しする時にエアコンを取り外して移設先へ持っていくべき?

みなさん、こんにちは!

でんきの学校YouTube担当の伊藤です。

今回は引っ越しする時にエアコンを取り外して、移設先へ持っていくかどうか迷っている方に向けた記事を作成しました。

この記事を最後まで見ることで、移設する際のエアコンをどうすれば良いのかが分かる上、無駄な出費を抑えつつエアコンを最大限活用できるようになります。

エアコンを取り外して引っ越し先に持っていった方が良いのか分からない・・・
つい最近取付けたばかりのエアコンだから、引っ越し先に持っていきたい・・・

 

このように、引っ越し先へエアコンを持っていった方が良いかどうか、悩んでいる方が多くいらっしゃるかと思います。

これらの悩みを解消する為、エアコンを引っ越し先に持っていった方が良いのか、または別の方法で対処した方が良いのかを、エアコンの状態を確認した後に解説させていただきます。

それでは、こちらの順番で解説させていただきますので、ぜひ最後までご覧になって下さい!

引っ越しする前に確認すべき3つのポイント
引っ越しの状況に応じた3つの方法

引っ越しする前に確認すべき3つのポイント

まず最初に、引っ越しする前の状況を確認しましょう。

確認する理由としては、そもそもエアコンを引っ越し先に持っていく事ができないかもしれないからです。

確認すべきポイントはこちらの3つです。

  1. 引っ越し先のエアコンの有無
  2. 引っ越し先の部屋の広さ
  3. 引っ越し先のコンセント形状&電圧

 

①引っ越し先のエアコンの有無

引っ越しする前に確認すべきポイントの1つ目は「エアコンの有無」です。

事前に確認されていると思いますが、引っ越し先にエアコンが設置してあるかどうか再度確認しましょう。なぜなら、エアコンの有無により引っ越し先にエアコンを持っていくのか、別の方法で対応するのか判断しなければならないからです。

エアコンが付いているかどうかなんて、調べるのは当たり前じゃん!

と思われるかもしれません。

ですが、仕事が忙しく余裕が無い状態で引っ越し準備をしていた場合、うっかりエアコンの設置状況の確認を忘れてしまうなんてことも考えられます。

以上を踏まえ、エアコンを取り外し引っ越し先に持っていこうと考えている場合には、必ず引っ越し先にエアコンが設置されているかどうか事前に確認するようにしましょう。

 

②引っ越し先の部屋の広さ

引っ越しする前に確認すべきポイントの2つ目は「部屋の広さ」です。

取外したエアコンの性能が引っ越し先の部屋の広さに適応しない場合、エアコンを引っ越し先に持っていく事ができません。

例えば、引っ越し先の部屋の広さが10畳だった場合、6~8畳用のエアコンを設置したとしても、室内が涼しくならない、暖かくならないといった事態に陥ります。

ただし、コンセントの形式と電圧が同じであれば、10畳用のエアコンを6~8畳の部屋に設置する事も可能です。多少オーバースペックになるかもしれませんが、持っていくエアコンの年式が新しい場合にはアリかもしれません。

逆にエアコンの年式が10年近く経過している場合は故障する可能性が高いので、引っ越しの機会に買い替えてしまった方が良い場合もあります。

 

③引っ越し先のコンセント形状&電圧

引っ越しする前に確認すべきポイントの3つ目は「コンセント形状&電圧」です。

引っ越し先のコンセント形状や電圧が取外したエアコン本体の電圧と異なる場合、そのままでは使用する事ができません。

例えば、取外したエアコンが200Vで引っ越し先のエアコン専用コンセントが100Vの場合、コンセントの形状や電圧が異なるのでエアコンを取り付けする事ができないという訳です。

どうしても取外したエアコンを取付けたいということであれば、引っ越し先のコンセントを100V用から200V用のコンセントに取替え、分電盤の電圧を200Vから100Vに変更する必要があります。

その際、エアコン移設費用の他に、コンセント交換と電圧切替の追加費用がかかります。

対応する業者によって費用は異なりますが、約5,000円~10,000円程度の費用がかかると覚えておいて下さい。

以上を踏まえ、エアコンを移設するかどうかは、エアコンを購入した際の金額と移設した際の金額を比べ、お得だと感じる方を選びましょう。

ここまでお伝えした「引っ越しする前に確認すべき3つのポイント」を抑えておけば、取外したエアコンを持っていくかどうかを的確に判断する事ができるようになります。

続いては、引っ越しの状況に応じた3つの対応方法を解説させていただきます。

 

引っ越しの状況に応じた3つの対応方法

引っ越しの状況に応じた対応方法はこちらの3つです。

  1. エアコンを持っていく必要が無い時の対応方法
  2. エアコンを引っ越し先へ持っていく時の対応方法
  3. エアコンを買い替える時の対応方法

 

①エアコンを持っていく必要が無い時の対応方法

先程お伝えしたように、引っ越し先にエアコンがすでに取り付いていたり、エアコンの容量と部屋の広さが合わない場合、取外したエアコンを持っていくことができなくなります。

このような場合は、エアコンの年式を確認しエアコン買取業者に問い合わせてみましょう。

年式が新しければ買取ってもらえるので、余計な出費が発生しない上にお金を貰える場合があります。

エアコンの年式が古く取り外しや処分に費用がかかる場合には、大家さんか管理会社にエアコンをそのままにしておいていいか相談してみて下さい。

個人で取付けたエアコンだとしても、エアコンがある程度新しく使えそうであれば、了承してくれる可能性があります。

もしエアコンを取付けたままにしておけない場合は、引っ越し業者にエアコンの取り外しと処分をお願いするようにしましょう。

引っ越し業者のエアコン取り外し費用が高い場合には、エアコン専門業者に依頼することで取外し費用を抑えられる可能性があります。

エアコンの処分に関しては、こちらの動画で詳しく解説しているのでご覧になって下さい。

※YouTube動画を挿し込む

 

②エアコンを引っ越し先へ持っていく時の対応方法

引っ越し先にエアコンを取付けることができると確認できている場合、引っ越し業者に取り外しから取付けまで依頼するか、エアコン専門業者に依頼する形となります。

引っ越し業者とエアコン専門業者の相場は、移設する際に大体15,000円~25,000円かかる場合が多いです。

内訳としてはエアコン取外しが5,000円~8,000円、エアコン取り付けが10,000円~20,000円程と覚えておいてください。

ただ、今お伝えした料金はあくまでもエアコンの取外しと取り付けのみの料金です。

引っ越し業者に依頼した方がお得な場合や、エアコン業者に依頼した方がお得な場合が考えられるので、引っ越し業者の料金を確認した後、数社のエアコン業者に見積りするようにしましょう。

また、エアコンの状態や引っ越し先の環境によって、追加費用がかかるケースがあります。

  • コンセントの交換(3,000円~)
  • コンセントの増設(13,000円~)
  • 配管延長(1mあたり2,000円~3,000円)
  • 冷媒ガスの補充(14,000円~)
  • 電圧切替(5,000円~)
  • 室外機の特殊設置(15,000円〜)

 

ちなみにですが、あまりにも安い移設料金を提示している業者には注意が必要です。
見積り段階までは安い料金なのですが、工事当日に追加工事が必要と言いだし料金を吊り上げる業者も存在します。

なので、工事当日は作業に取り掛かる前に、エアコン本体の状態や電線や配管等の付属品を確認してもらい、正式な料金が確定した際に問題無ければお願いするようにしましょう。

 

③エアコンを買い替える時の対応方法

エアコンを買い替える時の対応方法を解説させていただきます。

エアコンを買い替えると決めた場合、引っ越し前の住居に取り付いているエアコンをどうにかしなければなりません。

もしエアコンの年式が新しければ、エアコン買取業者に買取ってもらうという選択肢があります。また、家電量販店でエアコンを購入する際、エアコンが新しければ下取りとしてもらえることもあります。

買取や下取りをしてもらえる基準としては、年式が5年~7年以内が目安です。

というわけで、エアコン買取業者と家電量販店の下取りの料金を比べ、お得な方を選択するようにしましょう。

買取や下取りができない場合には、エアコンを取り外し処分してもらう必要があります。簡単なのは、購入する家電量販店にすべてお任せするという方法です。自分でエアコンを取り外してくれる業者を探したりする必要が無いので手間がかかりません。

また、料金が変わりますが引っ越し業者でも、エアコンを取外し処分することができます。取外したエアコンを処分する場合は、先程ご紹介した動画を参考にして下さい。

 

まとめ

今回は引っ越しする時にエアコンを取り外して、移設先へ持っていくかどうか判断できる記事を作成しましたがいかがでしたでしょうか?

エアコンの状態や引っ越し先の環境によって、取外したエアコンに対してどう対処するかが変わります。

この記事を読んで下さった方々の状況により対応方法が変わりますので、各自適した方法でエアコンをどうするかお決めになっていただければと思います。

また、この記事を読まれた方の中で、

エアコンの取外しができるようになりたい・・・
エアコンを取り付けられるようになりたい・・・
エアコン取り付け工事を学び、いつか独立したい・・・

とお考えの方もいらっしゃるかと思います。

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