エアコンの取り付けを自分でやる手順|料金や注意点とは?

「エアコンの取り付けを自分でやりたい」
「エアコンの取り付けで独立したい」
このように、さまざまな理由でエアコンの取り付け方法を知りたいと考える方は少なくありません。エアコンの取り付けには専門的な知識と専用の道具が必要なので、初心者がイチから自分で行うことは難しいものです。しかし、しっかりと知識を身につければ、未経験の方でもエアコンを取り付けられるようになることは可能です。本記事では、エアコンを自分で取り付けるために必要な道具や手順を解説します。エアコンの取り付けを仕事にしたいと考えている方は、ぜひご覧になってみてください。

エアコンの取り付けは自分でできる?

エアコンの取り付けは、自分でできる場合とできない場合があります。

まずは、自分でエアコンを取り付けることの可否をパターン別にみてみましょう。

 

自分でエアコンを取り付けられる場合

自分でエアコンを取り付けられるのは、次のような場合です。

  1. コンセントの交換や電圧の切り替えが不要
  2. すでに配管穴が開いている
  3. ベランダもしくは地面に室外機を置ける
  4. 2人以上で作業できる

どのようなことなのか、詳しく解説します。

 

コンセントの交換や電圧の切り替えが不要

もともとエアコンがついていたり専用のコンセントがついていたりする場合で、新しいエアコン設置にあたって電気系の工事が不要なときは、自分でエアコンを取り付けられます。

コンセントの交換や電圧の切り替えを行う場合は、電気の工事をしなければいけません。電気の工事は誰にでもできることではなく、電気工事士の資格が必要となります。この場合は、「電気の工事をプロに依頼する」などの対応が求められます。

 

すでに配管穴が開いている

すでに配管用の穴が開いている場合も、自分でエアコンを取り付けられます。

エアコンを設置するときは、壁に穴を開けて室内機と室外機を配管で繋ぐ必要があります。あらかじめ穴が開いていれば、比較的リスクの少ない作業でエアコンを取り付けることが可能です。

自分で壁に穴を開けることも可能ですが、住宅の構造上必要な柱や梁を損傷してしまう危険性があります。そのため、知識のない方がDIYで穴を開けることは推奨できません

 

ベランダもしくは地面に室外機を置ける

ベランダもしくは地面に室外機を置ける場合も、自分でエアコンを取り付けられます。反対に、室外機を屋根や軒下、壁などに設置したい場合は、自分で取り付けることは難しくなります。

エアコンの室外機は非常に重く、30~50kgほどの重量となるものがほとんどです。運ぶだけでも大変な室外機を特殊な方法で設置する際は、プロの技術が求められます。危険なので、絶対に自分で作業することは避けてください

 

2人以上で作業できる

エアコンを自分で取り付けるときは、2人以上で作業することを推奨します。

前項でも紹介しましたが、エアコンは非常に重い機械です。室内機は約10 kg、室外機は約30~50 kgなので、一人で運んだり壁に設置したりすることは簡単ではありません。

必ず2人以上で取り付け作業を行い、ケガや事故が起こらないように対策する必要があるのです。

 

自分でエアコンを取り付けられない場合

エアコンを自分で取り付けられないのは、次のような場合です。

  1. 電気系の工事が必要
  2. 壁の中に配管を隠したい
  3. 室内機と室外機の場所が離れている

どのようなことなのか、以下で詳しくみてみましょう。

 

電気系の工事が必要

エアコンを設置するにあたってコンセントを新設したり、電圧の切り替えが必要になったりする場合は、自分で取り付けることはできません。なぜなら、電気工事士の資格が必要になるためです。

他にも、アース工事や内部接続線同士の接続、防護装置の取り付けなど、電気工事士の資格が必要な作業は多く存在しています。

このような作業を資格のない人が見よう見まねで行うと、感電や漏電を引き起こし、健康や住宅に大きな悪影響を与えるおそれがあります。必ず、専門知識を持った人が行ってください。

 

壁の中に配管を隠したい

配管を壁の中に隠す「隠ぺい配管」を希望する場合も、自分でエアコンを取り付けることは難しくなります。

配管を折り曲げて壁や天井裏を通し、露出する部分を最低限に抑える隠ぺい配管は、見た目をすっきりさせたい方におすすめです。

しかし隠ぺい配管をするときは、壁に穴を開けて長い配管を埋め込む工事が必要となります。この工事にはDIYの範疇を超えた高い技術が必要なため、一般の方が自分で行うことは困難なのです。

 

室内機と室外機の場所が離れている

室内機と室外機の場所が離れているときは、電線の延長が必要です。この場合も、自分でエアコンを取り付けることは困難になります。

電線の延長を行うには、電気工事士の資格が必要です。無資格の方が行うと危険なので、必ずプロに依頼しましょう。

 

エアコンを自分で取り付けるために必要な道具

エアコンを取り付けるときは、多くの道具が必要になります。すべての道具を購入すると費用がかさんでしまうため、レンタルできる道具に関しては借りて対応することがおすすめです。

ここでは、エアコンを自分で取り付けるために必要な道具を紹介します。

H3:購入しておきたい道具

エアコンを自分で取り付けるときは、次のような道具を購入しておきましょう。

機材名 用途
ドライバー ネジ締め
ニッパー・ペンチ 電線ケーブルの被覆むき
両口スパナ 冷媒配管の接続
モンキーレンチ フレアナットの締め付け
六角棒レンチ 室外機の弁棒の開閉
パイプベンダー 配管パイプの折り曲げ
ガス漏れ検知器 ガス漏れの点検
水平器 据付板の取り付け

すべて購入すると、10,000円前後の費用がかかります。すでにいくつかの道具を持っていることも考えられるため、不足している分だけを買い足せばよいでしょう。

レンタルできる道具

次の道具は費用が高額で使用頻度も低いため、レンタルで調達することがおすすめです。

機材名 用途
トルクレンチ 冷媒配管の接続
電気ドリル 据付板の設置
コアドリル 壁の穴あけ
エアコンダクトカッター 化粧カバーの切断
フレアツール 配管のフレア加工
真空ポンプ 真空引き
真空ゲージ 真空引きの確認
パイプカッター パイプや銅管のカット
リーマー 銅管のバリ取り

道具をレンタルしたいときは、検索エンジンで「エアコン取り付け 工具 レンタル」と検索してみるとよいでしょう。

なかには、エアコン取り付けに必要な道具を一式セットでレンタルしてくれる業者も存在しています。

 

購入が必要な取り付け部材

エアコンは、本体と道具だけでは取り付けることができません。他にも、取り付け部材を購入しておく必要があります。

用意しておきたい取り付け部材は、次のとおりです。

部材名 用途
プラブロック 室外機の設置
ボードアンカー 据付板の設置
配管パイプ 冷媒の配管
配管テープ 化粧カバーの代用
ドレンホース ドレン水の排水
貫通スリーブ 配管穴の保護
渡り配線用の電線 室内機と室外機の端子台の接続
エアコン配管用パテ 配管穴の穴埋め
化粧カバー 配管のカバー
アース棒、アース用ネジ、アース線 アース工事

すべての部材をそろえると、10,000円~20,000円ほどの費用がかかります。そのため、自宅用のエアコンを自分で取り付けたい場合は、プロに依頼したほうが安く済ませられるケースも少なくありません。

なお、アース工事を行うためには電子工事士の資格が必要となる場合があります。実施する作業に資格が必要かどうかは、経済産業省発行の「電気工事士法におけるエアコン設置工事の取扱いについて(Q&A)」で確認しておきましょう。

 

エアコンを自分で取り付ける方法

ここからは、エアコンを自分で取り付ける方法を具体的に紹介します。

なお、エアコンの取り付け手順は環境によって大きく異なります。今回紹介する方法は、あくまで取り付け方の一例であるとご認識ください。

 

1.取り付け位置を決めて養生する

まずは、エアコンを取り付ける位置を決めましょう。取り付け位置を決めるときにチェックしたいのは、次のような事項です。

  • ・エアコンの配管を通す穴はあるか
  • ・室外機は近くに設置できるか
  • ・エアコン専用のコンセントはあるか
  • ・エアコンとコンセントの位置は適切か
  • ・コンセントの電圧は適切か

 

この際、コンセントを新設したり電圧を換えたりしなければいけない場合は、必ず電気工事士の資格を持つ人に作業を依頼しましょう。

エアコンの取り付け位置が決まったら、室内機や室外機を設置する位置周辺を養生します。工具や機械を置く場所は傷や汚れがつきやすいため、やわらかい布などで保護しておいてください。

 

2.壁に穴をあける

最近は、賃貸だけでなく一戸建てにもエアコン配管用の穴が開いている物件が増えてきました。しかし、なかには穴が開いていない物件も存在しているため、その場合は壁の材質に適したコアドリルを使って穴を開けていきます

まずは、壁の内部に柱や梁がないかを確認してください。また、電気の配管やガス管、水道管なども避ける必要があります。建築時の壁内写真や図面をよく参照し、住宅の構造部を傷つけないように注意しましょう。

穴を開けるときは、エアコン本体よりも少し下になるように室内側の石膏ボードをくり抜き、障害物がないかを確認します。その後、断熱材をよけて室外側にも穴を開けます。

この際、ドレンホースを通して排出する水が流れやすいよう、少しだけ勾配をつけてあげることがおすすめです。穴が開いたら、貫通スリーブを通しておきましょう。

 

3.据付板を取り付ける

次は、室内機を固定するために「据付板」と呼ばれる銀色の部品を取り付けましょう。据付板を設置してから室内機を取り付けることで、落下したり振動したりすることを防ぎます。

据付板は、配管用の穴に対して右上もしくは左上に設置します。据付板に壁の穴の中心までの距離が記載してあるので、記載どおりの位置に据付板を固定してください。

この際、据付板が傾いてしまわないよう、水平器を使いながら角度を調節しましょう。

また、ビスを固定する前に、食い込み強度を高めるためのボードアンカーを打ち込んでおくと安心です。

なお、壁の材質によって据付板の取り付け方法は異なるので、次の表を参考にしてみてください。

材質別取り付け方
壁の材質 電動ドリルとネジを使って固定する
石膏ボード カサ式のボードアンカーを使って固定する
土壁 縦桟(金属製の建具)で壁を補強してから固定する
しっくい 石膏ボードを貼るために、合板の下地をつくってから固定する
鉄筋コンクリート 据付板にグリップアンカーもしくはオールアンカーを打ち込んで、ボルトで固定する。

据付板をしっかりと固定できないと、落下事故につながる可能性があります。必ず、壁の材質に合った取り付け方を守ってください。

 

4.室内機の準備をする

室内機を設置する前に、電線や部品を接続して準備しておきましょう

まずは、室内機の正面のフロントパネルと端子台のカバー、配線を固定するパーツを外します。

 

そして、アース端子台のネジを外し、室内機の裏側からアース線と配線を取り出します。配線を通す専用穴があるので、そちらを使用してください。

次に、アース線の被覆をむき、時計回りになるよう「メガネ」と呼ばれる輪っかを作ります。そこにビスを入れ、端子台へ接続します。

配線は、先端をニッパーでむいて同じ色同士の線を繋げるようにVVFケーブルと接続してください。この際、差し込んだ配線の芯線がむき出しにならないように気をつけましょう。

次に室内機を裏返し、必要な分だけ電源コードを引き出し、不要な部分を室内機裏側のくぼみにビニールテープで固定します。

配管パイプ(銅管)を引き出し、冷媒用のフレアナットを外しましょう。フレアナットはあとから使うので、捨てずにとっておいてください

室内機に対してまっすぐに配管を持ち上げ、配管と電線、ドレンホースをビニールテープで仮固定します。その後、非粘着テープでしっかりと固定します。

ここまでの作業が完了したら、まとめた配管や電線を壁の穴から屋外に出しておきましょう。

 

5.室内機を設置する

室内機を設置するときは、エアコン本体の丈夫な部分を持つようにしてください。落とさないように室内機を持ち上げ、据付板の上部の爪に引っ掛けてから、カチッと音がするように右下と左下の爪をはめます。

電源コードとアース線の長さを確認・調整してから、室内機のフロントパネルを元に戻してください。

「室内機がきちんと固定できているか」「水平に設置できているか」を確認して問題がなければ、室内機の設置は完了です。

 

6.室外機側の配管にフレア加工を施す

次は、室外機側へ接続する配管にフレア加工を施します。

フレア加工とは、配管の先をラッパ状に広げ、接続する配管と隙間なく密着させるための加工です。フレア加工をしないと、水滴が配管の中に侵入したり冷媒ガスが漏れたりしてしまいます。

フレア加工の手順は、次のとおりです。

  1. 銅管を接続部までの長さに合わせてカットする
  2. やすりやリーマーでバリ(出っ張りやトゲ)を取る
  3. 銅管の切断部分にフレアツールを使用してラッパ状に広げる

フレア加工は、エアコンの運転効率に大きな影響を与えます。ほこりや水分が入らないよう、気をつけながら行いましょう。

フレア加工が完了したら、室内機側の配管と接続してください。取り外しておいたフレアナットを使い、スパナとレンチでしっかりと締め直します。

 

7.屋外の配管を整える

壁に通した配管を整え、見栄えをよくしておきましょう

配管を外壁に沿わせるように曲げ伸ばしして、形を整えます。その後、配管とVVFケーブルをテープでまとめておきます。

壁にあけた穴に関しては、パテで埋めておいてください。より見た目を重視する方は、化粧カバーを使用してもよいでしょう。

 

8.配管を室外機に繋ぐ

室外機は設置場所に置き、プラスチックの台にビス止めしておいてください。その後、室外機側の配管を本体のサービスポートに接続します。

サービスポートには、2つのバルブがあります。太いほうはガスの受け側、細いほうは送り側なので、それぞれを間違えないように接続しましょう。

フレアナットが緩むとガス漏れが起きてしまうので、トルクレンチなどを使ってしっかりと固定してください。

 

9.ドレンホースとVVFケーブルを繋ぐ

今度は、室外機本体にドレンホースとVVFケーブルを繋ぎます

まず、室外機の保護カバーを外しましょう。すると、室内機と同様に3色のケーブルが現れるため、同じ色のケーブルと接続します。これで、電源の準備は完了です。

壁の穴から出していたドレンホースは、排水出口を排水溝などに伸ばしておきます。

 

10.真空引きをする

真空引きとは、配管内から水分やホコリなどを取り除き、真空にして冷媒ガスと混ざらない状態にする作業です。真空引きを行うことで、冷暖房を効率的に運転できるようになります。

真空引きの手順は次のとおりです。

  1. バルブのナットキャップを取り外す
  2. 真空ポンプ、真空ゲージ・ホース・コントロールバレルの順で接続する
  3. コントロールバレルを全閉の状態で接続する
  4. 真空ゲージの針が0を指しているか確認し、指していない場合は0に合わせる
  5. コントロールバレルを全開にして、10~15分程度ポンプを動かす

この際、真空ゲージが-0.1MPaになれば真空引きは成功です。気密検査のために、バルブを閉めた状態で10分ほど放置し、ゲージ圧に変化がないかどうかを確認しましょう。

ゲージ圧に変化がある場合は、接続失敗によって空気漏れが発生している可能性があります。接合部に石鹸水を塗布して泡立ちを確認することで、空気が漏れている問題箇所を探してみてください。

 

11.冷媒ガスを解放する

配管内を真空状態にできたら、冷媒ガスを開放しましょう。

室外機のサービスポートのバルブキャップを外し、六角棒レンチを差し込んで「細い管→太い管」の順に緩めれば、室外機名部に収納されている冷媒ガスが解放されます。作業が終わったら、バルブキャップは元に戻します。

万が一ガス漏れが発生したときは、すぐにバルブを締めてください。今までの工程に不備がなかったか確認して、必要に応じてやり直す必要があります。

 

12.試運転する

最後に、エアコンの試運転を行います。冷房の一番低い温度に設定して、数分間稼働させましょう。

このときにチェックしてほしいのは、以下のようなポイントです。

  • ・エアコンの吹き出し口からしっかりと風が出ているか
  • ・室外機のファンが回っているか
  • ・室内機の熱交換機が冷えているか
  • ・室内機の露受け皿に水を流したときに、ドレンホースから排水されるか
  • ・室内機から水滴が垂れてこないか

 

これらの項目に問題がなければ、エアコンの取り付けは完了となります。

 

エアコンを自分で取り付けるときの注意点

エアコンを自分で取り付ける際は、次のような注意点に留意しなければいけません。

  1. 電気工事士の資格がないとできない工事がある
  2. 失敗したときの補償がない
  3. ガス漏れリスクがある
  4. 賃貸物件は許可が必要
  5. 失敗が多い作業を知っておく

以下では、各注意点の詳細を紹介します。

 

電気工事士の資格がないとできない工事がある

エアコンの取り付けには、電気工事士の資格がないとできない作業が含まれる可能性があります。

たとえば、以下のような工事は電気工事士の資格が必要です。

  • 600Vを超える電圧の工事(業務用エアコンなど)
  • ・アース線を接地極に繋ぐ工事
  • ・専用コンセントの新設・移設工事
  • ・電圧の切り替え工事
  • ・隠ぺい配管工事 など

 

このような工事を知識のない方が行う場合、漏電や感電、発火につながる可能性があります。また、エアコンが故障するおそれもあるため非常に危険です。

必ず、電気工事士の資格を持つ人が作業してください

 

失敗したときの補償がない

業者にエアコン設置を依頼するときは、施工不良や機械の故障に対する補償が受けられます。しかし、自分でエアコンを設置するときは、事故や不具合が発生したときの補償が受けられません

本体の故障や住宅の損傷、ケガなどエアコンの取り付け時にはさまざまなリスクがあります。そのため、補償を受けられない状態で作業をすることは非常に危険です。

エアコン設置業者として独立したい方は、万が一の事故や故障に備えて、「請負業者賠償保険」や「生産物賠償補償」などに加入しておきましょう

 

ガス漏れリスクがある

エアコンを自分で取り付けるときにもっとも気をつけなければいけないのが、ガス漏れです。真空引きの失敗や配管ミス、配管の破損などさまざまな要因でガス漏れは引き起こされます。

 

万が一ガス漏れが発生すると、専門業者に冷媒ガスを充填してもらわなければいけなくなります。冷媒ガスの充填には数万円の費用がかかることもあるため、注意が必要です。

 

賃貸物件は許可が必要

エアコンを賃貸物件に取り付けたい場合は、事前に大家や管理会社から許可を取っておかなければいけません

勝手に工事すると、後々トラブルに発展したり高額な修繕費を請求されたりする可能性があります。また、物件によっては決まった施工業者に工事を依頼していることも考えられます。

いずれにせよ、賃貸物件で勝手にエアコンの取り付け工事をすることは避けるべきでしょう。

 

失敗が多い作業を知っておく

エアコン取り付け工事には、失敗が多い高難易度の作業がいくつか存在しています。あらかじめ難しい作業を知っておけば、失敗を防ぎやすくなるでしょう。

注意したいのは、次のような作業です。

  • ・壁の穴あけ:柱や配管などを傷つけるリスクがある
  • ・室内機の取り付け:据付板や室内機をしっかり固定できず、落下するリスクがある
  • ・配管の接続:締め付けが緩く、ガス漏れが発生するリスクがある
  • ・真空引き:真空状態を作れず、冷房効率が低下するリスクがある

 

今一度エアコンの取り付け手順を確認し、正しく施工できるように知識を身につけておきましょう。

 

エアコンを取り付けるときの費用

最後に、エアコンを取り付けるときの費用を解説します。

金額を設定する際の参考になるので、これから独立を考えている方は、ぜひ「業者が取り付ける場合の費用」と「自分で取り付ける場合の費用」を比較してみてください。

 

業者に取り付けてもらう場合

エアコンの取り付けを業者に依頼するときの費用目安は、次のとおりです。

エアコンの取り付け費用
エアコンの種類 費用相場
新品エアコン(6畳〜14畳) 13,500円~17,000円
新品エアコン(16畳以上) 19,000円〜22,000円
中古エアコン 7,700円~16,500円

なお、こちらはあくまで費用の目安であり、設置環境やオプションの有無によって具体的な金額は異なります

 

自分で取り付ける場合

エアコンをDIYで取り付けるときの費用目安は、20,000円~25,000円前後です。そのため、エアコンを1台だけ設置する場合は、自分で取り付けるよりも業者に依頼したほうが安くなるケースが多いのです。

ただし、取り付けにあたって購入した道具は使いまわしが可能なため、2台以上取り付けたいときはDIYのほうが費用を抑えられます

注意点として、自分でエアコンを取り付ける際は補償が効かない点が挙げられます。費用を押さえようとしてDIYで対応した結果、住宅の損傷やエアコンの故障により高額な費用が発生することは珍しくありません。

エアコンの取り付け工事は、プロに依頼したほうが安心でしょう。

 

自分でエアコンを取り付けるには専門知識が必要

エアコンの取り付けは、必要な道具と手順さえ知っていれば自分で行うことも可能です。ただし、資格が必要な工事が発生したり高度な知識や技術を要したりするため、知識のない人が安易に行うことはおすすめできません。

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