電気工事士 やめとけ 「電気工事士はやめとけ、取っても意味ない!」は嘘ですよ。

 

なぜ電気工事士はやめとけと言われるのか

 

電気工事士は第1種と第2種の2種類があり、どちらも国家資格になります。

試験に合格すれば

「国が電気工事の仕事をしてもよい」

と認めてくれるわけですから胸を張って仕事ができるのはもちろん、1人の技術者として一生使えるもの。

他人から奪われることのない知識や技術は、消えてなくなるお金よりもっと確かなものだと思いませんか?

そんな国家資格である電気工事士の資格を

「取っても意味がない・電気工事士はやめておけ」

 

と言う方もいます。

その理由をチェックしてみました。

 

繁忙期の夏は激務である

電気工事の仕事のなかでも空調設備(エアコン)の取り付けの繁忙期は5~9月、とくに6~8月は休みが取れなくなるくらい忙しくなります。

土日祝日も返上で一日中忙しく動き回らなければならないので激務と思われても仕方ないでしょう。

またエアコン取り付けの仕事だけに特化した会社や個人事業主はオフシーズンに仕事がなくなってしまうので収入も不安定になります。

 

向き不向きがある

電気工事の仕事はきちんと配線図を読み、間違いないように電線をつないでいかなければなりません。

もちろん何の知識も技術もないうちは被覆剥きや材料の準備、チェックなどから始めますが、だんだん仕事に慣れると図面をチェックして間違いなく仕事をやり遂げる必要があります。

誰にでもできるような気がしますが、恐ろしく不器用な方は基本の被覆剥きができない、銅線を傷つけても平気で接続する、配線間違いをしてしまう、手筈通りにできない…こともあります。

  • ・細かい仕事ができない
  • ・電気配線がわからない
  • ・コツコツ作業ができない

 

上記の方はあまり電気工事には向いていないのです。

でもこれはすべての仕事に言えることですね。

 

 一人前になるまでに時間がかかる

初心者が電気工事士になるまでには最低でも2~3年の時間がかかります。試験は実技だけではなく筆記試験もありますので、知識も必要になります。仕事をしながら試験勉強をするのは実際かなり大変で、本人の努力はもちろん職場の方の協力も必要になるでしょう。親身になってOJTで勉強できる環境でも一人前になるためにはある程度の時間がかかります。一ヶ月、二か月で一人前になれる世界ではありません。

 

ブラック企業が多いと言われる

「電気工事士関係の仕事はブラック企業が多い」という話もあるようです。これは就職した会社が「無理に休日出勤させる/夏場は忙しくて休みがない/ボーナスが少なかった」などの環境だったのかもしれません。

ただ電気工事業界にはたくさんの会社がありますので、大変残念なことですがなかにはブラック企業もあるでしょう。また夏場は休日返上で働くことも多いので「ブラック企業だ」と思うのも仕方ないかもしれません。ただ繁忙期と閑散期があるのはどのような業界にもみられることで、特別なことではありません。

 

電気工事士として働けるホワイトな企業はたくさんある

 

実際に知っている電気設備会社の実情

電気工事士が働ける会社には建築電気工事(屋内配線工事・エアコンの取り付け・ビル管理の仕事・外線の配線工事)や鉄道電気工事、電力会社などがあります。

これらすべての会社がブラックなのでしょうか?

そんなことはありません。

知人が電力会社関係の職場で電気工事士として働いていますが、年収は驚くほど高く福利厚生もしっかりしています。有給休暇も規定通りもらえます。

地元の電気設備会社の社員も10年以上働いている人が多く、ブラック企業という噂も聞きません。「電気工事関係の仕事はブラックが多い」という話を信じ込むのはどうかと思います。

そもそも電気工事士は国家資格者ですから、運悪くブラック企業に入社しても転職しやすく、また病気などで仕事ができなくても資格(技術・知識)があれば再就職しやすいのは言うまでもないでしょう。

 

ブラック企業の特徴

これは電気設備会社に限りませんが、以下のような特徴のある会社はブラック企業の可能性が高いです。

  • 職員が頻繁に入れ替わる
  • ベテランや中堅職員が少ない(ベテラン社員が給与の安さで辞める。または異常に体力のいる会社)
  • つねにハローワークに求人を出している

 

とくに職員が頻繁に入れ替わる職場は要注意です。

休日返上で作業をさせるわりにボーナスなし、福利厚生が少ない、年収が低い、有給休暇を取らせないなどなんらかの問題がある可能性が高いです。

 

電気工事士の資格を活かして働けるオススメな仕事

 

屋内電気配線工事

配線工事には屋内屋外がありますが、屋外外線工事は高い場所に登り作業しなければならないので落下の危険がつきまとい、さらに屋外ですから直射日光や風などの影響をモロに受けます。体力のない方は厳しいです。

その点屋内工事は雨風にさらされることがなく、落下の危険も比較的少ないため危険は少なめ。大きな公共施設の配線工事は数か月単位で仕事をしなければなりませんが、出来上がったときの感動はひとしおです。

 

ビル管理の仕事

ビル管理は電気設備の点検だけではなく、水道設備やエレベーター管理、ボイラーなど各種設備の点検・管理の仕事になります。

毎日どこかが壊れるわけではないので、新しいビルであれば仕事は楽ですし60代以上の方も多く仕事をしています。

ただ点検する設備が多いため電気工事士の資格だけではなく水道工事やボイラー技士などの資格が必要です。

 

エアコン取り付け

じつは一番稼げる仕事がエアコンの取り付けです。エアコンの室内機を持ち上げるために少々体力が必要ですが、外線配管の仕事とは違い落下の危険も少なく屋内であれば雨風に濡れることはありません。作業は2~3時間程度で終わるため長時間同じ場所にとどまることはなく、作業に慣れれば数をこなして高い給与(バイト代)を得ることも可能です。

 

電気工事士に向いている人の特徴

 

図面通りに作業できる人

屋内配線工事には配線図があり、その図面の通りに施工できない人は向いていません。

配線の長さもしっかり決まっているので

「ここは20センチくらい長めでもいいでしょ」

 

など、下記のような図面の通りに施工できない人は向いていません。

・自己判断で図面を無視する人
・図面通り施工できない人
・コツコツ作業ができない

プラモデルをつくったら

「あれ?部品が20個くらい余ったぞ」

という方は止めた方がいいです。

 

器用な方

電気工事の作業には電線を切ったり被覆を向いたり、スリーブで圧着するなどの手作業が必要です。

ある程度作業すれば慣れるものなのですが、なかにはラジペンで銅線を傷つけてしまったり被覆を剥いた跡がギザギザだったりと

「この人、本当不器用」

と思う方もいます。

不器用な方は電気工事士の仕事をするのに向いていません。銅線を傷つけたまま配線してしまうと漏電などの危険があるからです。電気工事は水道工事などとは違い、水が漏れることがないので施工ミスに気づきにくい点に注意。

 

コツコツ作業ができる人

電気工事はコツコツ作業ができる人が向いています。

電気工事は一瞬でできる仕事ではなく、地道な作業が必要です。時には一人で黙々と同じ作業をしなければなりません。それが嫌だと思う人は向いていません。

 

電気工事士の資格を取得し、エアコンの取り付けを仕事にするなら!

 

電気工事士は国に認められた国家資格。

資格をもっていれば就職や転職、再就職にも有利です。

電気工事士の資格が活用でき、さらにお金を稼ぎたいのならエアコンの取り付けを仕事にしましょう。

「そんなことを言ってもいきなり電気工事士の資格は取れない」

 

と心配されている方、

実は第二種電気工事士の合格率は意外に高く、筆記試験は約6割が、実技試験は約7割の方が合格しています。

きちんと基礎から勉強すれば合格しやすい国家資格なのです。

電気工事士の資格取得を目指している方は、電気工事に必要な知識や技術を基礎から学びましょう。

詳しくはこちらまで。