俺は大学には行かないよ。
その代わり、電気工事士の専門学校で資格を取りながら色々と学ぶつもり。
電気工事士の専門学校!?
ちなみに、どんなこと学ぶの?
照明器具の配線工事やコンセント交換だったり、電柱での配線工事や光ケーブル工事とかかな?
消防設備のスプリンクラーや火災報知器の設置工事とかも学べるぞ。
でも、俺らが通ってる高校普通科なのに、何で電気工事士になる為の専門学校にいくことにしたの?
実はいとこの兄ちゃんが電気工事士やっててさ、20代なのに結構稼いでるって話を聞いたんだ。
夏場の繁忙期だと、エアコンの取付工事だけで月収70万円稼いだらしい。
かなり忙しいらしいけど、やればやった分稼げるから働き甲斐があるって言ってたな。
大卒の初任給が大体23万円ぐらいだからかなり差があるな・・・。
後、個人事業主としてやってるから、面倒な人間関係がなくてストレスも溜まらないらしい。
だから電気工事士の専門学校に入りたいと考えてるってわけ。
電気工事士って結構良さそうじゃん♪
詳しく教えてくれ!
いいぜ。
それじゃあ、俺が電気工事士の学校へ通うことにした3つの理由を説明してやるよ。
- 手に職がつく
- 需要が減らない業界
- 学歴関係なく稼げる
電気工事士の専門学校へ通う理由① 手に職がつく
電気工事士の専門学校へ通う理由の1つ目は「手に職がつく」だ。
今のご時世、予想もできないような不況がいきなり来た場合、一生働いていられると思ってた会社が急に倒産したりすることもあるんだ。
確かに、有名な飲食店や観光業で大規模なリストラがあったって、最近ニュースでやってたな・・・。
だから、若い内から食べていけるだけの知識や専門技術を身に付け、どんなことが起きても大丈夫なように備えておくことが重要なんだ。
なるほど・・・。
電気工事士の仕事が「手に職」ってことなんだな。
さっきも説明した通り、照明器具の配線工事やコンセント交換、電柱での配線工事や光ケーブル工事、消防設備のスプリンクラーや火災報知器といったように、電気工事の仕事の幅は広く技術力が必要になってくるんだ。
つまり、今教えた電気工事ができるようになれば、将来食いっぱぐれることは無いってわけ。
その為に、電気工事士の専門学校に通うってことだな。
それに、電気工事士に関連する専門学校によっては、電気工事士で働く上で必要な国家資格の「第二種電気工事士」を卒業と同時に取得できるんだ。
マジで!?
筆記試験とか技能試験しなくても資格取れるの?
マジで取れる。
電気工事士の専門学校に通っている間、電気工事士に必要な知識やスキルを実習を通して身につけるから、無試験で「第二種電気工事士」の資格を取得することができるんだ。
在校中に知識や技術をしっかりと学ぶから取得できるってことか・・・。
そいうこと。
ちなみに、「第二種電気工事士」を取得できる学校は、経済産業省の第二種電気工事士養成施設の認定校でないと駄目なんだ。
各専門学校によって期間が異なることもあるけど、大体2年間という短期間で「第二種電気工事士」の資格を卒業後に取得できる。
ってことは、専門学校を決める際には、経済産業省から認められた認定校を選ばないといけないってわけだな。
その通り。
ただ、卒業後に資格が取れるといっても、在校中にしっかりと学び一定のレベルに達した場合に限るから勘違いするなよ。
電気工事士の専門学校へ通う理由② 需要が無くならない業界
電気工事士の専門学校へ通う理由の2つ目は「需要が無くならない業界」だ。
将来、安定した収入を得たいなら、需要が無くならない業界に入ることが重要だぞ。
需要が無くならないってことは、つまり仕事が無くならないってことだよな?
その通り。
電気工事の仕事は数多く存在するから、需要が無くなるなんてことはまずありえないんだ。
例えばの話なんだけど、まさるの家の漏電ブレーカーが故障して家中の電気が突然使えなくなったらどうなると思う?
照明が使えないと真っ暗で何も見えないから、トイレやお風呂に入る時困りそう。
それに、コンセントが使えないとスマホの充電もできないし・・・。
そう考えると、普段の生活がまともに出来なくなるな・・・。
電気が使えない日が1週間続くって言われたらどうする?
いや~、どうもこうも無理でしょ?笑
そんな生活耐えられないからすぐ業者に電話するって。
つよしの言う通り、電気が使えなくなったらものすごく不便になる。
その不安や悩みを解消できるのが「電気工事士」なんだ。
電気を使えるようにブレーカーを改修してくれたら、電気工事士の人がヒーローに見えそう!
今回例えたのはブレーカーだけど、エアコンが故障した場合でもヒーローになれるんだぞ。
例えば、40度を越す夏場にまさるの家のエアコンが急に壊れたらどうなる?
めちゃくちゃ困る!
それに、そこまで気温が高かったら、さすがに室内と言えど熱中症になるって!
そうだろ?
まさるの家の他にも、小さな子供や高齢者の同居人がいる場合、生死にかかわる事だってあるんだ。
一刻も早くエアコン取替えしないとマズイじゃん・・・。
そうだよな。
そんなピンチの時、新しいエアコンに取替えてくれたらどう思う?
さっきはブレーカーを交換する事でヒーローになれたけど、今回はエアコンを交換する事でヒーローになれるんだ(笑
困っている人からしたら何でもヒーローになるやん!笑
まぁな。
つまり、電気工事は需要が多い上に感謝される仕事ってわけだ。
電気工事士の専門学校へ通う理由③ 学歴関係なく稼げる
電気工事士の専門学校へ通う理由の3つ目は「学歴関係なく稼げる」だ。
もちろん!
確かエアコン取付工事で月収70万円って言ってたやつでしょ。
それだけ稼げるってことは、どうせ有名大学の理工学部出身とかなんだろ?
大学は行ってないって言うか、高卒中退したから中卒だな~。
マジか!?
そんなこと言ったら稼ぐのに学歴なんてまったく関係無いじゃん!
まさるの言う通り、電気工事士は学歴関係なく稼ぐことができるんだ。
会社員として働くなら難しいかもしれないけど、個人事業主として働くならやればやるだけお金を稼ぐことができるってわけ。
てかお金を稼ぐってことだけ考えた場合、大卒の初任給の23万円を考えると電気工事士の方が稼げるじゃん!
お金だけで比べればな。
ただ、人それぞれの考え方があるから、必ずしもどっちが良いとは言えないぞ。
ていうか大学行かないのはつよしの成績が良くないからだろ?笑
後ろの席からテストの点数丸見えだったからな。
あんな成績で行ける大学ないだろ?笑
って言っても、ぶっちゃけつよしの言う事は正しいんだよな~。
勉強して有名な大学行って、大手企業に就職するのは実際難しいことだしすごいことだと思う。
それに、大手企業なら福利厚生もしっかりしているし、企業ブランドがあるから家族や親戚、友達や知人に自慢できる。
確かに、大手企業に就職する人の大半がそう考えてるかも・・・。
大手企業に入社して新しいことに挑戦したり、社会貢献がしたいとかもちろんあると思う。
だけど、最終的にはやっぱり給料(お金)が重要だと俺は思うんだ。
俺は有名大学に通える学力も無ければお金も無い。
じゃあどうするべきか?と考えていた時、いとこの兄ちゃんの話を聞いて電気工事士の専門学校に通う決意が固まったってわけだ。
とはいえ、これだけ話を聞いたら、俺も電気工事士の専門学校に通いたくなってきたぜ!
大学じゃないにしても、電気工事士の専門学校も決して学費が安いって訳じゃないから真剣に考えろよ。
まとめ
電気工事士の専門学校へ通う3つの理由を紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか?
- 手に職がつく
- 需要が減らない業界
- 学歴関係なく稼げる
もちろん、上記の理由以外の志望動機もあるかと思います。
それに、電気工事士の専門学校へ通う際のメリットは他にもたくさんあるでしょう。
この記事をご覧になって少しでも電気工事士の仕事に興味を持って頂ければ幸いです。
次回は全国各地にある電気工事士の専門学校を厳選してご紹介したいと考えています。