エアコン取り付け求人の損しない選び方!仕事はきつい?稼げる?エアコンのプロが解説

エアコン取り付けの求人の選び方を知りたい
そもそもエアコン取り付けの仕事ってどうなの?

このようにお悩みではありませんか?

エアコン取り付けの求人を出している企業は多数見受けられますが、給料の良さだけで仕事を選んでしまうと将来的に損してしまう可能性も……。

そこで、この記事ではエアコン取り付け求人を選ぶ際のコツを3つ解説します。合わせて具体的な仕事内容についても詳しく紹介しているので、エアコン取り付けの仕事を検討している方はぜひご覧ください。

エアコン取り付け求人はどこに掲載されている?

エアコン取り付け求人はおもに次の3つに掲載されています。

  1. 求人誌・求人サイト
  2. ハローワーク
  3. 企業ホームページ

 

求人誌・求人サイト

もっとも一般的な掲載場所は求人誌や求人サイトです。特に近年では求人サイトを利用した採用活動がスダンダードとなっており、さまざまな企業の求人をインターネット上で確認できます。

ただし、求人誌や求人サイトに掲載されているエアコン取り付け求人は給与以外の条件がわかりにくい場合も。詳細は面接で確認することになりますが、「話を聞いてみたら希望とはまったく違っていた……」というケースもあるため注意が必要です。

 

ハローワーク

ハローワーク(公共職業安定所)でエアコン取り付けの求人が公開されていることもあります。掲載料がかからず地方の求人に強いことから企業側も利用しやすく、求人誌や求人サイトには載っていない求人を見つけられることも。

給与や休日、福利厚生などの条件が一目でわかる利点もありますが、その一方で会社の雰囲気や業務内容がわかりにくいといった欠点もあります。

 

企業ホームページ

求人サイトやハローワークを利用せず、ホームページに採用情報を掲載する企業も多数存在します。「○○(希望エリア) 空調整備会社」と検索して探してみましょう。

ホームページに掲載されている求人情報には仕事内容の詳細や社員の声が掲載されていることも多く、もっとも会社のイメージを掴みやすいと言えます。特に入社したい企業が決まっている場合や、会社の雰囲気を重要視する人に向いている探し方です。

 

エアコン取り付け求人の損しない選び方

一言で「エアコン取り付けの仕事」といっても、その中にはさまざまな求人があります。自分に合った仕事を得るために次の3つを意識して求人を選びましょう。
 

  1. 将来のビジョンを明確に持つ
  2. 転勤の有無を確認する
  3. 成長スピードが速い職場を選ぶ

 

将来のビジョンを明確に持つ

エアコン取り付けの仕事は、スキルさえ身につけば独立やダブルワークも可能です。将来的に自分がどうなりたいのか明確なビジョンを持って求人を選ぶようにしましょう。
 

  • ・会社員として安定して働きたい
  • ・スキルを身につけていずれは独立したい
  • ・家庭用エアコンだけでなく業務用エアコンも取り扱いたい

 

このように、同じエアコン取り付けの仕事でも目指す働き方はさまざまです。やみくもに応募するのではなく、一度立ち止まって「自分はどんな働き方をしたいのか?」と考えると自分に合った仕事を見つけやすくなりますよ。

 

転勤の有無を確認する

エアコン取り付けの求人を出している会社が大手企業の場合、全国転勤させられる可能性があります。転勤の有無は事前にしっかり確認しましょう。

転勤はなくても出張が頻繁にあるケースもあります。企業ホームページの工事履歴を見ればどのエリアを担当しているかがわかるため、心配な人は面接の前にホームページの確認をしておくと安心です。

 

成長スピードが速い職場を選ぶ

特にスキルを磨いて独立したいと考えている場合、成長スピードが速い職場を選ぶことが重要です。

一人親方の下で働くと早くから現場に出られる一方、雑務や運搬がおもな仕事となりスキルを習得しにくいでしょう。教育熱心な一人親方であれば問題ありませんが、そのような職場を見つけることは容易ではありません。一方で空調整備会社であればエアコン取り付けを基礎から教えてくれるため、成長スピードは比較的速いと言えるでしょう。

また、最終目標が独立の場合は独学で学ぶ方法もあります。でんきの学校の「家庭用エアコン取り付け講座」であれば、初心者でも2日間でエアコン取り付けを学べます。

エアコン取り付けの仕事ってどうなの?エアコンのプロが解説!

「エアコン取り付けの求人を探してはいるものの、実際の仕事はどうなんだろう……」と不安に思っていませんか?最後はエアコン取り付けのプロが仕事について解説します!

 

Q. エアコン取り付けの仕事はきつい?

エアコン取り付けは体力がない人にとってはきつい仕事となるでしょう。

もっとも体力を使うのは室外機の運搬です。なかにはエレベーターのないマンションに取り付けをするときもあり、20~50kgもの室外機を1日に何台も運ぶことになります。特に7~8月は繁忙期であり、まともに休日を取れないことも……。

ただし、繁忙期に頑張れば1年分の収入を得ることも可能です。夏にしっかり稼いで、冬はゆっくり休む働き方もできますよ。

関連記事:エアコン取り付け工事の仕事が大変な5つの理由

 

Q. エアコン取り付けの仕事は稼げない?年収は?

エアコン取り付けの仕事の年収は、入社10年の会社員で500~700万円個人事業主で500~1,000万円前後であり、稼げる仕事と言えます。

日雇いのアルバイトでエアコン取り付けを行う人であれば、日給15,000円も十分叶います。もちろん初心者がいきなり日給15,000円で働くことはできませんが、資格と知識、経験があれば稼ぐことはそう難しくありません

関連記事:エアコン取り付け業者は儲かるのか?お金事情をプロがぶっちゃけます!

 

Q. エアコン取り付けの仕事に将来性はある?

エアコン取り付けの仕事に将来性はあります。エアコン業界は今かなりの人手不足。そのため、スキルさえ身につけば誰にでも稼ぐチャンスはある状態です。

今やエアコンは生活必需品ですから、エアコンのトラブルは生活に大きく関わります。修理の優先度も高く、仕事自体がなくなるリスクは極めて低いと言えるでしょう。

 

Q. エアコン取り付けの仕事に資格は必要か?

標準的なエアコン取り付け工事には資格は必要ありません。ただし、下記のように電気に関係する作業は国家資格である「第二種電気工事士」の資格が必要です。
 

  • ・室内機や室外機の端子に接続線を挿し込む作業(600Vを超えて使用するエアコンの場合)
  • ・内外接続線を直接壁に固定する作業
  • ・隠蔽配管作業
  • ・専用回路の敷設作業
  • ・電圧切替作業
  • ・ブレーカー交換作業
  • ・600Vを超えて使用するエアコンに接地線を接続する作業
  • ・アース線を接地極に接続、延長、地面に埋没する作業

 

本格的にエアコン取り付けを仕事にしたいなら、資格を取得することをおすすめします。でんきの学校なら「第二種電気工事士合格コース」の講習会も受講できますよ。

関連記事:エアコン取り付け工事をする際に資格が必要なのか?

Q. エアコン取り付け工事は女性でもできる?

電気工事といえば男性のイメージがありますが、エアコン取り付け工事は女性でも可能です。室外機の運搬などの力仕事は男性の方が向いているものの、設置作業に関しては丁寧できめ細やかな配慮ができる女性に向いています。

また、エアコン取り付けは自宅に上がることも多いため、防犯の意味で女性の作業員が歓迎されることも多々あります。

 

Q. エアコン取り付け未経験でも独立できる?フリーランスも可能?

エアコン取り付けは未経験の人でもスキルさえあれば独立も夢ではありません。講習会でエアコンの仕組みを理解して現地で実践していくという形であれば、最短で仕事をスタートできます。

フリーランスでエアコン取り付けを行う人も多く、さまざまな働き方が叶う仕事です。

関連記事:エアコン取り付け工事で独立したいと考えている方におすすめの講習会をご紹介!

エアコン取り付けは独学でも習得可能!

エアコン取り付けを仕事にしたいと思ったとき、まずは求人をチェックする方がほとんどでしょう。しかし、エアコン取り付けはやる気さえあれば独学でも習得できます

会社員として安定して働きたいのなら企業勤めでも良いですが、最終的に独立を希望しているのなら就職してステップアップしていくよりも自力で学ぶ方が近道です。

でんきの学校なら、初心者でも安心して学べるカリキュラムを用意。2日間の短期集中型講習で効率的にエアコン取り付けを学べます。

他の講習では聞くことができない有益な情報もお伝えしておりますので、本気で学びたい方は家庭用エアコン取り付け講座か下記のバナーからエアコン取り付け業の第一歩を始めましょう。