浴室換気扇を交換する前に確認しておくべき3つのポイント

みなさん、こんにちは!
でんきの学校、YouTube担当の伊藤です。

今回は「浴室換気扇を交換する前に確認しておくべき3つのポイント」を業者目線で解説させて頂きます。

業者目線で解説する理由としては、弊社の提携パートナー様やハウスクリーニング業を営んでいる方に、浴室換気扇交換工事を効率よく学んで頂きたいと思ったからです。

この動画を最後まで見ることで、浴室換気扇を交換する際に何を調べ、何をお客様に説明すれば良いのかが分かるようになります。

一般の視聴者の方だとしても、浴室換気扇が故障したかどうかをある程度判断できるようになるので、興味のある方は最後までご覧ください。

それでは、こちらの順番で解説させて頂きますので、宜しくお願いします。

  1. 浴室換気扇を交換する際の判断基準
  2. 浴室換気扇を交換する浴室換気扇の調べ方
  3. 浴室換気扇工事にかかる費用

①浴室換気扇を交換する際の判断基準

浴室換気扇を交換するかどうか判断する際、ある一定の基準が存在します。

浴室換気扇を交換しなければならないケースとしては、

「浴室換気扇から大きな異音がしてうるさい・・・」
「スイッチを入れても浴室換気扇が動かない・・・」

といったように、浴室換気扇から異音がしたり動かなくなるケースです。

業者としてはお客様の抱えている悩みを解消する為、浴室換気扇の状態を正確に把握し、最適な提案をすることが求められます。なので、どのようなケースで浴室換気扇を交換するかどうか、正確に判断しなければならないという訳です。

浴室換気扇を交換しなければならない原因は主に2つで大きな異音」がするか動かない」場合の2点です。

まず最初に浴室換気扇から発生する大きな異音について解説させて頂きます。

 

浴室換気扇から聞こえる大きな異音(音)

大きな異音がする場合、こちらの3つの原因が考えられます。

  1. 浴室換気扇内に溜まったホコリ
  2. モーターやファンの錆び
  3. モーターの軸ずれ

1、浴室換気扇内に溜まったホコリ

大きな異音がする原因の1つ目は、浴室換気扇内部に溜まったホコリです。

浴室換気扇を長年掃除していない場合、ホコリがファンやモーターに蓄積し、異音が発生する場合があります。「ゴー」という異音がした場合、ホコリの可能性が高いと覚えておいてください。

もし、「ゴー」という異音が浴室換気扇から発生した場合、フィルターを取り外しモーターやファンの周辺にホコリが無いか確認しましょう。

ホコリが溜まっていた場合、スイッチを切った事を確認してから掃除してみて下さい。ホコリを取り除いた後、浴室換気扇を運転させ異音が消えたかどうか確認しましょう。

 

2、モーターやファンの錆び

大きな異音がする原因の2つ目は「モーターやファンの錆び」です。

モーターやファンが錆びている特徴としては「ザーッ」とか「ジーッ」という異音が発生します。

浴室は水分や湿気が多いので、モーターやファンが錆びてしまうことが多々あります。お風呂に入った後、十分に換気をし水分や湿気対策をしていれば錆びにくくなりますが、長年使用している場合どうしても錆びてしまう場合があります。

もし錆びている箇所を特定できた場合、一度錆び取りをした後に動作確認をしてみましょう。

 

3、モーターの軸ずれ

大きな異音がする原因の3つ目は「モーターの軸ずれ」です。

モーターの軸ずれの特徴としては「カラカラ」とか「ガラガラ」という異音が発生します。軸ずれ以外にも、モーターが破損している場合に同様の異音が発生します。

破損している場合には交換となりますが、本体を分解し軸ずれを修正するか、ベアリングを交換することで対処できる可能性があります。

ちなみにですが、浴室換気扇の耐用年数は約10年~15年ぐらいが目安です。

もし10年以上使用している場合であれば、何度も修理するよりもいっそのこと本体ごと交換した方が費用を抑えることができます。

 

浴室換気扇の動作不良

浴室換気扇から異音がするのではなく動かない場合、しっかり原因を突き止めた上でお客様に説明する必要があります。

浴室換気扇が動かないケースとしては、スイッチの故障か経年劣化による浴室換気扇本体の故障が考えられます。

スイッチが故障しているのか、浴室換気扇が故障しているかを判断するには、スイッチを調査することで原因を突き止めることができます。

スイッチが正常に作動しているかどうかを確認する為に、まずはスイッチの裏側が見えるようにしましょう。その後、検電器やテスターで調査します。

まず最初に浴室換気扇の配線かどうかを判断する為には、ブレーカーから常に電気が流れている配線を見付ける必要があります。

ちなみに、常に電気が流れているという事はスイッチが切れている状態でも検電器が反応するという訳です。つまり、スイッチを切った状態で検電器が反応する方がブレーカーと繋がっている配線、検電器が反応しない配線が浴室換気扇側の配線となります。

それでは、試しに検電器を浴室換気扇の配線に当てたままスイッチを入れてみて下さい。もしスイッチが正常であれば、検電器が反応します。

スイッチを入れたのにも関わらず検電器が反応しない場合、スイッチの故障が原因で浴室換気扇が動かない可能性が高いと判断できます。

逆にスイッチが正常に作動しているにもかかわらず浴室換気扇が動かない場合、経年劣化による浴室換気扇本体側の故障と判断することができます。

浴室換気扇が動かない原因をお客様に分かりやすく説明し、浴室換気扇本体を交換する必要があるという事を伝えるようにしましょう。

 

②既設の浴室換気扇に適応する新たな浴室換気扇の調べ方

浴室換気扇を交換する事が決定した際、既設の浴室換気扇に適応する新たな浴室換気扇を選定する事が必要となります。ようするに、既設浴室換気扇の後継機種、または仕様に合致した物を選定するということです。

既設浴室換気扇の後継機種が手に入るのであれば特に問題ありませんが、20年以上経過していたりメーカーが倒産していた場合、詳細な仕様情報を得ることができません。

というわけで、新たな浴室換気扇を選定する際に調べるべき、こちらの2点を解説します。

  1. 浴室換気扇の後継機種の調べ方
  2. 型式不明、メーカー倒産時の調べ方

1、浴室換気扇の後継機種の調べ方

新たな浴室換気扇の選定方法としては、既設浴室換気扇の「型式」を調べることで、後継機種を探しだす事が可能です。

型式が表示されている場所は、主にカバー表面かカバーを取り外した内側に記載されているケースがあります。カバー表面に型式が無い場合、カバーを取り外して型式を調べてみましょう。

カバーを取り外す際には、カバー全体を下に引っ張り固定されている箇所を取外します。中央部の固定部を取り外すか、物によっては左右にある取付ばねを内側に寄せ取外すパターンもあります。

型式を確認した後、メーカーのホームページで調べるか、直接問い合わせ該当する浴室換気扇を選定するようにしましょう。

あまりにも既設浴室換気扇の年式が古い場合には、本体の仕様が変更している場合があるので、後継機種だとしても後ほどお伝えする「ダクト径」や「埋込寸法」のデータを確認するようにして下さい。

 

型式不明、メーカー倒産時の調べ方

交換する予定の浴室換気扇に型式が記載(判別不能)されていない場合や、メーカーが倒産してしまって仕様情報が得られない場合、調べておくべきポイントがあります。

こちらの3つのポイントを抑えておけば大丈夫です。

  1. 1、換気場所の特定
  2. 2、ダクト径
  3. 3、埋込寸法

 

1、換気扇の種類

まず最初に浴室換気扇の換気場所を特定する必要があります。

その際、注意しなければならないのが「親子換気扇」と呼ばれるタイプの浴室換気扇です。

「2部屋換気用」とも表現されています。

親子換気扇とは浴室を換気する際、トイレや洗面所を同時に換気する事のできる換気扇です。つまり、同時に2部屋換気する事の可能な換気扇という訳です。

まず最初に「浴室換気扇を動かした時、トイレか洗面所の換気扇が同時に動いていましたか?」とお客様に確認し、1部屋なのか2部屋なのかある程度目安を付けるようにしましょう。

ただ、お客様の証言が100%正しいとは限らないので、しっかりと自分の目で確認する事が必要です。確認方法としては、浴室の点検口から接続されているダクトの本数を見てみましょう。

親子換気扇の特徴としては、浴室換気扇本体にダクトが2本接続されています。なので、浴室換気扇本体にダクトが2本接続されていた場合には、2部屋換気用の「親子換気扇」を選定しなければなりません。

もし浴室に点検校がない場合には、カバーを取り外しダクト接続部が2箇所あるかどうか、本体内側から確認しましょう。

以上を踏まえ、型式が不明かつ既設浴室換気扇が動かない場合、浴室のみ対応していた換気扇なのか、別の部屋も同時対応していた換気扇なのかを確認しておく必要があります。

お客様にヒアリングしつつ、自らの目で確認し正しい浴室換気扇を選定できるようにしましょう。

 

2、ダクト径

調べておくべきポイントの2つ目は「ダクト径」です。

ダクト径とは、浴室換気扇本体に接続されているダクトの直径のことです。

各メーカーのカタログには「Φ100mm」と記載してあります。ようするに、ダクトの直径が10cmという事ですね。

ちなみにですが、Φ100のダクトを判別する際には、直径を計測するほかに円周の長さで判断する事も可能です。Φ100の場合は約31.4cm、150Φの場合は約47.1cmです。

このように、メジャー等を使用することで、アダプターからダクトを取り外さなくても判別する事ができるという訳です。

以上を踏まえ、型式が分からなかったりメーカーが倒産して情報を得られなかった場合は、ダクトに適した浴室換気扇を選定するようにしましょう。

 

3、埋込寸法

調べておくべきポイントの3つ目は「埋込寸法」です。

埋込寸法は非常に重要なポイントなので、型式が不明な場合には必ず埋込寸法を測って下さい。万が一埋込寸法を間違えてしまうと、浴室換気扇が天井面の開口部に入らなかったり、固定することが出来なくなってしまう問題が発生します。

埋込寸法の計測する場合は、本体側の寸法を計測する必要があるので、浴室換気扇のカバーを取外した後、こちらの埋込寸法を計測しておきます。

計測した埋込寸法に適した浴室換気扇を選定するようにしましょう。

交換する予定の浴室換気扇に型式が記載(判別不能)されていない場合や、メーカーが倒産してしまって仕様情報が得られない場合には、今お伝えしたこちらの3点を調べ選定するようにして下さい。

  1. 換気場所の特定
  2. ダクト径
  3. 埋込寸法

一点でも間違えてしまうと、正しく浴室換気扇を交換する事ができず、お客様の信用を一気に失います。

浴室換気扇の型式が分からないケースは稀ですが、プロの業者としてはしっかりと対応しなければなりません。お客様に満足していただく為にも、既設浴室換気扇に適した商品を選定できるようになりましょう。

 

浴室換気扇工事にかかる費用

交換する予定の浴室換気扇が選定できた場合、工事にかかる費用の相場をお客様にお伝えする必要があります。浴室換気扇の交換工事費用は、メーカーや材質、サイズや施工方法等により費用が異なるので、きちんと調査した後にお客様にお見積りを提示しましょう。

ちなみにですが、マンションやアパートの浴室に付いている、材質が樹脂製でダクト径Φ100(10cm)、埋込寸法が180㎜の一般的なサイズの浴室換気扇であれば、大体20,000円~30,000円程度(本体込)と覚えておいてください。

ただし、浴室換気扇の天井の開口寸法と換気扇本体の埋込寸法が異なる場合、そのままでは換気扇本体が設置出来ない為、天井面を加工しなければならない可能性があります。

天井面を加工する場合には、追加費用が発生する為、見積りの段階でお客様に伝えておかなければなりません。

現場調査の際にしっかりと確認しておかないと、信用を落としてしまうこともありますので、入念に確認し自信を持ってご提案するようにしましょう。

ちなみにですが、賃貸物件のマンションやアパートにお住まいのお客様から、浴室換気扇が壊れたと相談があった場合、管理会社か大家さんに連絡するようにご案内しましょう。

入居以前に設置してあった浴室換気扇などの設備は、大家さんの所有物なので経年劣化による故障の場合には、基本的に修理・交換対応してもらえます。

ただ、わざとでは無くても「浴室換気扇を掃除中に壊してしまった・・・」ということであれば、修理・交換費用を請求される場合がありますのでご注意ください。

浴室換気扇を交換する前に確認しておくべき3つのポイントは以上となります。

 

浴室換気扇交換工事よりもオススメなエアコン取付工事

今回は浴室換気扇について解説させて頂きましたが、でんきの学校では「家庭用エアコン取付講習(2日間)」というエアコンに特化した講習を開催しています。

浴室換気扇交換工事も覚えておくと大変良いですが、需要や将来性を考えるならば、まずは「エアコン取付工事」を押さえておくことがオススメです。

もしあなたがハウスクリーニング業等を経営している方であれば、今現在抱えている仕事をしながらエアコン取付工事を学び、新たな収入の柱を築くことが可能です。

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