【エアコン取り付け③】室内機の配線接続から室内機設置までの工程

みなさん、こんにちは!

でんきの学校の伊藤です。

今回は「室内機の配線接続~室内機設置」について解説していきます。

  1. 室内機の配線接続
  2. 配管・配線の下準備
  3. 室内機設置

上記の3ステップで解説させていただきます。

それでは、まず最初に室内機の配線接続から解説していきます。

①室内機の配線接続

まず最初に室内機を正面に向けた状態で置きます。

続いて端子台カバーのビスを外しましょう。

カバーを外したら、配線を固定するパーツを取り外します。

続いてはアースの端子台のネジを外します。

アースのネジは落としやすいので、注意しながら外すようにしましょう。

ちなみに、アース線を取付けるかどうかは、エアコン用のコンセントにアース端子があるか無いかで判断して下さい。アース端子が無い場合、お客様と相談上対応するようにしましょう。

固定パーツとアースのネジを取り外し終わったら室内機を傾けます。

室内機の裏側に配線を通す穴があるので、こちらへ配線とアース線を挿入します。

配線に関しては、端子台に記載してある色と同じ順に並ぶように挿入してください。挿入後、端子台に接続できる分の長さを調節しましょう。

まずは、アース線を端子台に接続します。

こちらの室内機に記載されている長さの被覆を向きます。

被覆を剥く際には、こちらのケーブルストリッパーを使用します。握るだけで被覆がきれいに剥けます。もし、ケーブルストリッパーが無ければ、ニッパーやペンチなどで対応することも可能です。

ただし、芯線を傷付ける恐れがあるので、慎重に剥くようにしましょう。

被覆を剥いた後、メガネを作ります。メガネとは、芯線を輪っかにした物です。

付根を少し残した状態で90度に折り曲げます。その後、芯線の先をつまみ90度に折り曲げます。先をつまみながら、このように時計回りに回して輪っかを作ります。

注意点としては、輪っかの径が小さいとネジが入らなくなり、端子台に固定することができません。なので、一度メガネを作ったらビスを差し込んで確認しましょう。

差し込む向きは、芯線が時計回りになっている方を正面にして取付けましょう。

ちなみに、芯線が反時計回りになっている向きで接続してはいけません。なぜなら、ビスと同じ回転方向で取付けないと、しっかりと固定できないからです。

それでは、ビスを輪っかに入れた状態で端子台へ接続します。

続いては配線を接続していきます。

配線を剥く際には、先程と同じようにケーブルストリッパーかニッパー、またはペンチで被覆を剥きます。芯線の長さが記載してあるので、アース線同様に既定の長さを剥いていきます。

剥く前に、どれだけの長さがあれば足りるかを確認しておきましょう。

なぜなら、固定パーツの箇所にて絶縁被覆の上から固定しないと、配線がしっかりと固定されないので注意が必要です。

なので、必要な長さをあてがってから鼠色の絶縁被覆を剥いていきましょう。

その後、芯線の被覆を既定の長さに沿って剥いていきます。剥いた後は色と同じ線を差し込んでいきます。

配線を取付ける際に確認すべきポイントは、芯線を差し込んだ後、しっかりと奥まで刺さっているかどうかを確認しましょう。

差し込んだ配線の芯線が、剥き出していないようにして下さい。

また、こちらの小さな穴から芯線が見えていたらOKです。

なので、配線を接続する際には、芯線が剥きだしていないか?

奥まで刺さっているかどうか?を確認することが重要です。

確認ができたら、固定パーツと端子台カバーを元に戻していきます。

 

②配管・配線の下準備

室内機の配線とアース線が取り付け終わったら、室内機を裏返しにしましょう。

まずは電源コードの下準備に取り掛かります。

今回の場合、エアコンの左下にコンセントがありますね。

なので、エアコンの本体からコンセントまでの長さを測り、室内機から出しておく下準備をします。コンセントまでの長さを測るには、先程背板を取付けた時、エアコン本体がどこにくるのかを参考にしましょう。

左下にコンセントがあるので、室内機の左側から電源コードを必要な分確保します。

電源コードの長さを確保した後、余ったコードをまとめビニールテープで固定しておきましょう。

また、外に出した電源コードも、このようにビニールテープで固定しておくと、室内機を付ける際に取付けやすくなります。

電源コードの固定が終わったら、配管の下準備をしましょう。

細い配管を2分・または2分管と呼び、こちらの太い配管を3分・または3分管を呼びます。

各配管の先についている2分と3分のフレアナットを外しましょう。

外す際には、モンキーレンチを2本使用し取り外します。こちらの室内機側をモンキーレンチで支えないと、配管がねじれたりへこんだりする恐れがあります。

なので、1本は室内機側の支持部へ、もう1本でフレアナットを回していきます。取り外したフレアナットは再度使用しますので、無くさないように保管しておいて下さい。

フレアナットを外したら、室内機に対して真っすぐに配管を持ち上げます。

配管を持ち上げる際、配管を折ってしまわないよう手で支えながらゆっくりと持ち上げましょう。

続いては、配管・電線・ドレンホースをまとめ、ビニールテープで仮固定していきます。配管を包んでいる断熱材の切れ目ぐらいまで巻きましょう。

3つをまとめる際に気を付けるべき点は、ドレンホースです。

ドレンホースは室外に水を流す際の通り道なので、上を向いていたりねじれていると、水が溜まってしまい室外機から水が出てくる恐れがあります。

なので、まとめる際にはドレンホースがしっかりと真っすぐになっているかを確認しながらまとめて下さい。

仮固定できたら、非粘着テープを使用しまとめていきます。付け根から外に出る部分まで巻いていきましょう。

断熱材の少し手前まで巻けば問題ありません。

このようにまとめることで穴に通しやすくなりますし、配管の中にゴミが入ってしまうことを防止することができます。

また、配線ですが穴に通す前にこのように伸ばしておくと入れやすくなります。

これで、配管・配線の下準備は終了です。

 

③室内機設置

続いては、室内機を壁に設置していきます。

室内機をかける際には腰道具を付けていると危険なので、外しておきましょう。

配管や配線を保護する「貫通スリーブ」を差し込んだ後、伸ばした配線を穴の中に通しておきます。

次は、安定して室内機を持つことができる位置に脚立をセットます。

準備が整ったら室内機を設置しましょう。

室内機の持ち方は個人ごとにやり方は違いますが、私は左手を室内機の左側面部を持ち、右手を室内機の右側面部を持ちます。

ルーバー部分を持つと破損してしまう恐れがあるので、エアコン本体の丈夫な部分を持つようにしましょう。

持ち上げたら配線が穴に引っ掛からないように壁に近付き、一度脚立の上に座ります。しっかりと支えられるポイントを見つけたら、落とさないように室内機を持ち上げ、背板のツメの部分にひっかけます。

この際の注意点としては、室内機を壁にぶつけないよう注意しましょう。

ゆっくりと背板に近付け、背板のツメよりも少し上に浮かした状態で引っかけていきます。右上と左上の部分が引っ掛かったら、落ちないかどうか確認します。

確認後、右下と左下のツメの部分をはめて下さい。パチッと音が鳴ったらOKです。

その際に気を付けるのが、電源コードを挟まないように気を付けましょう。

右下と左下のツメの部分に電源コードが挟まっているとうまくはまりません。先程、電源コードを固定したとはいえ、注意しながら取付けるようにしましょう。

室内機を設置することができたら、電源コードの長さと、アース線の長さを確認して下さい。確認したら青いシールをはがし、室内機の全面パネルを取付けましょう。

傷防止シートも外していただいて構いません。

最後に室内機から少し離れ水平がとれているか確認しましょう。

エアコンを設置した後に水平がとれていない場合、やり直ししなければならないので、この時点で最終チェックを済ませておいてください。

これで、室内機の設置が完了しました。

 

まとめ

今回の動画は以上となります。

  1. 室内機の配線接続
  2. 配管・配線の下準備
  3. 室内機設置

ここまで、室内機の配線接続~設置までの工程を解説させていただきました。

室内機の設置に関しては、一つ一つの工程を注意しながら行えば、そこまで難しくはありません。

色々と手間な部分もありますが、すべてはキレイに問題なくエアコンを付ける為に必要な工程です。

問題なくエアコンを取付けられるよう、慎重に作業するようにしましょう。

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