インターホン交換工事 前編

みなさんこんにちは!

でんきの学校、動画解説者の伊藤です。

今回は「インターホン交換工事」を解説させていただきます。

理解しやすくする為に、インターホンの取外しと取付けの前半・後半の2部構成で解説させていただきますので宜しくお願いします。

 

それでは、こちらの順番で解説していきます!

  1. インターホンの構造確認
  2. インターホン親機取外し
  3. インターホン子機取外し

①インターホンの構造確認

まず最初に、インターホンの構造について簡単に解説させていただきます。

ちなみにですが、なぜ交換前に接続部について解説をするのかと言いますと、インターホンを交換する際、事前に構造を理解しておいた方が把握しやすいからです。

他にも、実際にインターホンを取外したり取付けたりする際、何度も中断し解説を挟むことが良くないと思ったのも理由の一つです。

それでは、順番に解説させていただきます。

今回交換する予定のインターホンは、パナソニックさんのインターホンです。

モニター付きのインターホンで、親機が一つ子機が一つのシンプルなタイプとなっています。

まずは、親機の電源部を確認します。

また、インターホンには直結型とコンセント挿し込み型の2種類があります。

「どっちを選べばいいんだろう?」となると思いますが、判断する際には交換予定のインターホンを取外し、電源部がどのような構造になっているか確認した後に選択する必要があります。

他の判断方法としては、インターホンの型式を調べることで判断することが可能です。

ちなみにですが、インターホンの種類は電気の配線を親機本体に直接挿し込むケースであれば、第二種電気工事士の資格が必要となります。

壁内のコンセントに電源コードを挿し込むケースであれば、資格が無くても交換することが可能です。

なので、インターホンを交換しようと考えているのであれば、まず最初に今現在取付いているインターホンの電源部がどうなっているのかを確認して下さい。

今回のインターホンは無極性なので黒線・白線どちらを挿しても大丈夫です。

コンセント動画でもご紹介した通り、電気の流れている配線が非接地線、電気の流れていない配線が接地線です。つまり、この場合非接地線が黒線で、接地線が白線というわけですね。

続いては、通信線について解説していきます。

通信線とは子機から親機に向けて信号を送る配線です。通信線は親機の裏側に接続されています。

配線を挿し込むのは「玄関子機」と記載されている箇所に挿し込みます。通信線も電気の配線同様にどちらに挿しても大丈夫です。

どうしても気になる方は色が付いている線(青線)を1へ、色が付いていない線(白線)を2に接続するという形でも構いません。

また、電気の配線と通信線共に被覆を剥く長さが決まっているので、しっかりと確認しなが接続するようにして下さい。

インターホンの接続部の構造を、ある程度理解した所で取外し方法に進みましょう。

 

②インターホン交換工事 親機取外し

まず最初に、インターホンの親機を取外しましょう。

親機を取外す際には、インターホンに適応している分電盤のブレーカーを落とす必要があります。

ブレーカーを落とさずに取外すのは非常に危険なので、必ずブレーカーを落とした状態で取外すようにして下さい。

ブレーカーを落としたら、親機の本体を上にスライドさせて下さい。

スライドさせるとこのように、親機を取外すことができます。

取外した後は親機を落とさないように注意しつつ、裏面を確認しましょう。

先程ご紹介した通り、親機には電源線と通信線が接続されています。

今回交換するインターホンは、電源直結式なのでこちらの電気の配線を本体から取外す必要があります。

電気の配線を取外すには、小さいマイナスドライバーを接続を解除する為のコチラの箇所を押しながら配線を抜きます。

ブレーカーを落としているので電気は流れていませんが、電気の配線を抜き終わったら、安全の為ビニールテープで処理しましょう。

続いては通信線です。

通信線も接続を解除する為の箇所があるので、こちらを押しながら通信線を抜きます。

通信線に関しては、とても危険ということはありませんが、念の為電気の配線同様にビニールテープで処理しておきましょう。

インターホンの親機を取外すことができたら、本体を固定している金物を取外します。

建物によっては、埋め込みボックスで固定されている場合や、ハサミ金具を使用し固定してある場合があります。

埋め込みボックスの場合は、上下のビスを取外すだけで取外すことができます。

ただ、ハサミ金具の場合は少し注意が必要です。金物が固定されている状態で上下ビスを一気に取外してしまうと、ハサミ金具が壁内へ落ちてしまい固定することが出来なくなってしまいます。

なので、元々付いていたインターホンがハサミ金具で固定されていた場合には、下のビスを抜いた後、上のビスを少しだけ緩めハサミ金具を回収できる様に取外してください。

本体を固定していた金物を取外したら、親機の取外しは終了です。

続いては、インターホン子機の取外しを解説していきます。

 

③インターホン交換工事 子機取外し

インターホンの子機を取外す際には、本体を固定しているビスを取外す必要があります。こちらの子機の場合、本体の下部にビスがあります。

ビスを抜くと、このように子機が外れます。

裏側を確認すると、通信線が接続されていることが見て分かります。

通信線を固定しているビスを軽く緩めると抜くことができます。

通信線を抜いた後、子機を固定している台座を取外しましょう。

基本的に、上下のビスを抜くことで取外すことができます。

ただ、雨がかかるような場所に子機が設置してある場合、コーキングで防水処理している場合があります。その場合、台座の周辺をカッターナイフで切り込みを入れることで取外すことができます。

これで、インターホンの子機を取外すことができました。

インターホンの通信線に関しても、ビニールテープ処理をしておきましょう。

以上でインターホン交換工事の前編を終了させていただきます。

次回はインターホンの親機と子機の取付に関して、解説させていただきますのでお楽しみに!